ANIRON

ひとりごと日記

2021.03.03 雛祭り

今週のお題「雛祭り」

f:id:aniron:20210304175440j:plain

今年の雛祭りも実家から出身地・長崎の桃カステラを贈ってもらい、主人とともにいただいた。

紅茶は主人のお気に入りのルピシアダージリン1stフラッシュ。

器はバーレイのアジアンティックフェザンツピンクを選んだ。

最近はノリタケのシェールブランの出番が少なくなっているので、またいずれ機会を作りたい。

f:id:aniron:20210304180311j:plain

 

子なし専業主婦なので、雛まつりといってもささやかなものだが、学生時代からの人形好きとしては、本当はいつか雛人形が欲しい。

しかしすぐにというわけにもいかないので、こちらも長崎にある、遠藤周作も通っていた古書店・大正堂書店で購入した雛人形の本を読み返して過ごした。

f:id:aniron:20210304175452j:plain

bookmeter.com

ひな祭りに合わせて再読。遠藤周作も通った、出身地長崎の古書店にて購入したもの。さまざまな古典雛がずらりと並ぶ様は壮観で、もっとも古式とされる立雛から寛永雛、元禄雛と様式ごとにじっくり観られるのがうれしい。有職に則った有職雛は現代の雛人形にもっとも近いが、中には江戸時代の装束をまとった享保雛などは唐衣が特徴的で、一見してみてもエキゾチックな雰囲気がただよう。いずれにせよ解説にあるとおり王朝文化へのあこがれが雛人形という形を取って日本の行事となっている。私が雛人形に惹かれてやまない理由もまさにそこにある。

 

雛まつりというと、近代文学ではやはり三島由紀夫の「雛の宿」、それから泉鏡花の『日本橋』だろう。

『雛の宿』についてはもう何度読み返したかわからない。

三島の短編の中でも「孔雀」と並んで特に好きな一作で、この作品は『女神』に収録されている。 

 

妖しい少女の魅力が詰まった一作で、またいずれ忘れた頃に読み返したい。