ANIRON

ひとりごと日記

2021.03.04 思索の旅とそのお供

低気圧の影響もあり、朝から身体が重く、心の調子も整わなかった。

そうはいってもどうしても今週中に済ませなければならない外の用事があったし、ついでに図書館に寄ると決めていたので、意を決して身支度をした。

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ETUDEの多色パレット、プレイカラーアイズ ブルーベリーミルクをようやく下ろした。

 

ほんのりラベンダーという感じで、甘めに仕上がった。

好みと云えば好みだが、少々物足りない気もする。個人的には昨年のexcelの限定シャドウ、リアルクローズシャドウのオーロラプリーツの方が好みだし、後者に関してはヘビロテしている。 

 

とはいえラベンダーコスメは使う頻度が高く、できるだけバリエーションを持っておきたいと思っていたので、買って良かったと思っている。

今年のプチプラコスメの春コレはどうにも食指の動くものが少ない。

コスメの話をすると長くなるのでこれぐらいにしておく。

 

さて外に出ると桜が咲きはじめていた。 

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今年はお花見ができるといいなと思うのだけれど、桜の名所の近くの公園は混み合うだろうし、なかなか難しいかもしれない。

せめて桜を愛でる心のゆとりだけは持っておきたい。

 

郵便局から図書館、書店と回って、お花屋さんで大好きなスイートピーを買って帰ることにした。
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昨年末にお迎えしたフランス製のアンティークのマリア像ともよく合う。

花をまめに飾るわけではないのだけれど、スイートピーだけは毎年買うようにしている。

春先で体調が悪い日も多く、そういうときにフリルの美しいお花があると、それだけで心がなぐさめられる。

 

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図書館と書店で借りたり買ったりした本と、その背景についてはこちらの記事にまとめたので繰り返さないが、うつで引きこもりがちな私にとっては、図書館に行くにも一苦労なので、運動になると思って、できるだけ今後とも通いたい。

evie-11.hatenablog.com

 

それからしばらくはブログ記事を何本か書いたり、本を読んだりして過ごした。

昨日から読みはじめたNHKテキストの『禅の知恵に学ぶ』を読み終えた。 

 

bookmeter.com

再読。特に後半は自分自身の姿勢に対して問いを投げかけられているように感じ、謙虚な気持ちで読み進めた。18歳からメンタルを病んで、思うようにいかないことばかりだけども、十年余経ってみて病を受け入れようとしてきたからこそ、今の穏やかな生活があるのだなと思う。現成受用の精神にはほど遠いかもしれないけれど、今度とも病にあまり逆らわずに生きていきたい。それから本来無一物の思想は、今読書会で読んでいる老子の思想とも近しいと感じる。老子の云う、何も為さないで道を全うすることと、この思想は重なる部分があるのではないか。

 

帰ってきた主人にこのことについて話したところ、やはり影響関係があるらしく、 森三樹三郎『老荘と仏教』という本を勧められた。 

 

 

主人との老子読書会のテキストも読み進めなくてはならないのにすっかり忘れていた。

読んで考えたことをノートにまとめておかねばならない。ちなみにテキストは小川環樹訳注本を使っている。

 

 

そもそも禅宗に関して興味を持ったのは、その厳格で奥深い教えに惹かれたからというよりは、もっと卑近なところにある、日々の掃除で心が整っていると感じたからで、禅の実践からはほど遠いところで暮らしていることを、本を読んで改めて実感することとなった。

だがそうして時々自分の立ち位置を確かめ、謙虚な気持ちで学ぼうとしなければ、どうしても俗な方に流されてしまう。

自分の心持ちをできるだけ健全に保つためにも、今後とも本を読んで禅宗や仏教に関する本を読みたいと思うし、信じるものは異なっていても、諸芸術や文学に触れるにも、あるいは創作をするにも、少なからず糧となってくれる。

そうして何事も学んでおいて決して損はないという気持ちで学問と向き合ってきたし、大学を出てからはなかなか学問に取り組んだり掘り下げることができずにいたのだが、少しでも学ぼうとする姿勢は忘れないようにしたい。

 

主人と話していて『ブッダのことば』を読みたいと云うと、「俺も読みたいと思っていた」と返ってきたので、興味関心はやはり近しいところにあるのだろう。 

 

 

電子書籍でこちらも買って積んでいるのを今さらながらに思い出す。

手はじめに読むならこちらが良いのかもしれない。とにかく専門外のことに関しては、できるだけ最初の一歩は小さい方が良い。 

 

 

そうして本の話をしているうちに、友人に「(私と主人は)思想の旅をしているのでしょうね」と評していただいて、この絵本を贈ってもらったことを思い出す。 

 

お互いにどこそこへ行きたいねと云いながら、まったくその土地には出かけない有様が私たち夫婦にそっくりだなと読んでいて感じ、また学生時代から付き合いのあるその友人の心遣いが本当にありがたいと思う。

主人とは喧嘩は年に数回あるかないかほどで、仲睦まじく暮らしているが、ひとりでいると心が弱る夜もある。

そういう時にふたたびこの絵本を手に取って読み返したい。

 

そうしているうちに、先日某所のオンラインショップで購入した、バーレイのアジアンティックフェザンツのミルクピッチャーが届いた。

思ったよりもずっと大きくてどっしりとしている。

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主人も気に入ってくれたようなので、さっそくルピシアのディクサムをミルクティーにして淹れた。

ミルクピッチャーを使ってミルクを注ぐと、お茶の時間がより豊かになる。

私たち夫婦にとって、お茶のひとときは思索の旅に出かけるお供のような存在で、もっとティータイムをより良いものにしたいと思っていた私にとって、かけがえのないアイテムとなってくれそうだ。