昨日はようやく早めに眠れたのだけれど、12時間も眠ってしまった。
過眠は医師はまともに取り合ってくれないので、まあ致し方ないかと思う。
主人は今日もリモートワークで、私も家事に励まねばとようやく思えた。
昼頃に起きてコーヒーを淹れて、主人といただいた。
それから家事をいくつか片づけた。
ここのところほとんど家事ができていなかったこともあってだいぶ溜まっているものもあったけれど、少しでも解消できてほっとしている。
明日もがんばらねば。
家事のモチベーションを上げるためにも暮らしの本を読みたい。
ここ二年ほどブログをチェックしている美濃羽まゆみさんの新刊も気になっている。
またリアル書店にも立ち寄って暮らしの書籍の棚をじっくり観る機会を設けたい。
ここのところ消耗していることが多くて、なかなか外に出られずにいるけれど、昨日一昨日と出かけられたから、ある程度不調でも外に出る習慣をつけたいものだ。
リアル書店や図書館など、実際に本と触れ合う機会は心を豊かにしてくれるから、できるだけそういうシチュエーションを自分から作りたい。
図書館についてはまとまった形でエッセイ集を作りたいという想いが頭をもたげてきた。
まだ構想の段階だし、すでに構想している本が二三冊あるので、それらと同時並行か、遅れる形になるかもしれないが、案外村上春樹が職業としての小説家で書いているように、マテリアルが軽いものの方があっさり書けるのかもしれない。
今は文章を書くことが私自身を下支えしているので、そういう目標はいくつあっても良い。
実際に以前住んでいた地域の図書館にまつわるエッセイは二本ほど書いたけども、今住んでいる地域についてはまだ書けていない。
BANANA FISHに寄せた話も書きたいし、過去のブログに載せた図書館にまつわる話もあるので、それらをひとつにまとめれば同人誌として出せるかもしれない。
もっとも資金や販路等の問題は厳然としてあるので、KDPになってしまうかもしれないが。
KDPについてはある程度ノウハウがあって、すでに二冊の散文詩集を頒布している状態なので、併せてご覧いただけるとありがたい。
それから何本か別アカウントのブログ記事を書いて、大判焼きと玄米茶で主人とお茶をした。
そこからやや調子を崩して、軽い発作も出た。
難治性の持病の発作とは長く付き合っていかねばならないので、今後ともこうした不調に見舞われるのは致し方ないのだけれど、やはりどうしても友人のことが気にかかってしまう。
私の付き合い方が悪かっただけなのではないかと自責の念に駆られたり、カサンドラということがわかったのだから、付き合い方を改めればいいのではないかとも思うのだけれど、今は極度に心のエネルギーが低下しているから、LINE相談窓口で云われたように人間関係は休むのが正解なのだろう。
とにかく今は人の善意も信じられないし、主人以外に信じられるのは十年来付き合いのある友人と、二十年来の付き合いになる親友だけだ。
彼らとはそう頻繁に連絡を取るわけではないけれど、だからこそこうして関係が続いているのだろうとも思う。
病気のことは一切話さないし、「親しき中にも礼儀あり」を徹底しているからこそこうして関係を構築しつづけていられる。
そこを自分自身が越えようとしたり、あるいは相手が踏み越えてきたとき、関係は破綻へ向かってしまうのだろうということが今は痛いほどわかる。
できるだけリーチは長く保っておきたい。
この本にあった「恐れ・回避型」という言葉を身にしみて感じるけれど、実際のところ今の私の交際スタイルはそれでいいのだと思う。
無理に距離を縮める必要はないし、無理に人付き合いを求める必要もない。
そう思うといくらか気持ちも楽になる気がする。
それからグレートプリテンダー3・4話を観ながらキャラメレでお茶をした。
茶器は久しぶりのノリタケのシェールブラン。
磁器のティーセットはあまりゴテゴテしたものよりも、これぐらいさりげない上品なエデザインの方が使いやすいなと感じる。
身分不相応なものだと気後れしてしまってなかなか使えないし、このシェールブランの出番もそう多くはないのだが、久しぶりに使ってみても穏やかな気持ちで使える。
一時期はロイヤルコペンハーゲンを考えていた時期もあったのだけれど、それはもう少し先でもいいのかなと思っている。
一時期はナルミのミラノシリーズもいいなと思っていたのだけれど、我が家に合うのはもう少しシンプルなデザインな気がする。
ロイヤルコペンハーゲンは私が学生時代によく通った椿屋珈琲店でも用いられていたということもあり、愛着もあるので、いずれぜひお迎えしたい。
グレートプリテンダーはエダマメの境遇が丁寧に掘り下げられているところが良い。
一見して明るく晴れやかな雰囲気なのだけれど、彼自身の生い立ちは決して明るくはない。父親と同じ、非合法な場所で生きていくことを決意した背景には何があったのか、今からの見せ場になるのだろう。
ほんのりBLっぽい描写が入るのはサービスといったところだろうか。
腐耐性があるとはいえ、主人と観ているので少々ハラハラしてしまう。BANANA FISHもふたりで観て完走できたので今さらという感はあるけれど。
作中の登場人物達もBANANA FISHと社会的な階層が重なる部分もあるし、おそらく少なからず影響関係はあるのだろうなと感じた。
アメリカという舞台で非合法な側面を描こうとすると、どうしてもキャラクターの職業等々が似通ってしまうものなのかもしれないが。
BANANA FISHとは違って終始破天荒で明るいストーリーなので、そこまで感情移入しすぎてつらいということはないのだけれど、それだけにエダマメの背負った宿命が光る作品だと思う。
字数が3000字を超過したのでこの辺りにしておきたい。
いつもよりはいくらか明るい日記になってひとまずほっとしている。
今は底の底に沈んでいたい気分だけれど、それでもやはり前は見据えていたい。