躁転からの鬱転で本当に参ってしまった一日だった。
双極性障害の疑いはやはり根深いと思って、双極性障害の本を再読した。
念のために再読。レキサルティ、シクレスト、セロクエルと今飲んでいる薬は双極性障害にも効果があると知って少し安心した。診断が下りないことに焦りを感じていたけれど、少し払拭できたかもしれない。また規則正しい生活が治療に欠かせないことは前々から分かっていたので、あまり夜更かししすぎないようにしたい。ストレス発散の手段を改めて考えてみようと思う。作家という夢は諦めざるを得ないかもしれないけれど、それでも執筆活動はつづけたい。自分にできる範囲のことをやっていきたい。
感想にも書いた通り、今処方されている薬は、双極性障害にも適応できるもので、医師は診断は下さないものの、半ば双極性障害を疑っているのではないかと思う。
実際にセロクエルを服用してからいくらか体調がマシになってはきている。
希死念慮に苛まれることは瞬発的にはあっても持続しないし、著しいめまいに見舞われてはいるものの、ブログを書いたり詩を書いたり本を読んだりできているから、いくらか以前よりは改善が見られたと云っていいのかもしれない。
しかしながら双極性障害となると、いよいよ作家の夢は遠ざかってしまうなと思う。
ただでさえ精神的に安定しない日々がつづいていて、小説を書けない日々もつづいている。
この辺りでいったん見切りをつけて、仕切り直した方がいいのではないだろうか。
夢を追いつづけることはそれだけ気力の消耗も激しい。あと5年10年、作家を目指しつづけるだけの気力は今の私にはないし、無理なものは無理だ。たとえ格好が悪くても、こればかりは致し方ない。
今はとにかく自分にできることをやっていくより他に仕方がない。
エッセイ本の校正もすっかり遅くなってしまっているし、ふたたび取りかからねばならない。
それから雑炊を作っていただいたり、読み止しの『&premium あの人の読書案内。』を読んだりしていた。
最果タヒの萩尾望都『トーマの心臓』のレビューに思わず泣いてしまって、本当に愛情に飢えているんだなということを実感してしまった。また再読したい。彼女が選んだ本はどれも気になるものばかりで、それだけでもこの雑誌を手に取って良かったと思う。それから複数回取り上げられていたレイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』はぜひ読みたいし、穂村弘が紹介していた絵本『ねこのセーター』も気になる。孤独について考えることが増えたので『わたしとなかよし』『ふくろうくん』も手に取りたい。また折に触れて読み返したい一冊となった。主人ともシェアしようと思っている。
それから鈴木大介『発達系女子とモラハラ男』を読んで書評記事を書いた。
詳細は前の記事に書いたので割愛しておく。
それからしばらく何本か記事を書いてぐったりして、禰豆子ちゃんを愛でながら短歌を詠んで、さらに疲れ果てた。
それからTwitterを眺めていると、歌集を作っておられる方がいて、私も歌集を作りたくなった。
やはり紙の本で出せればそれが一番いいのだけれど、叶いそうにないのでやはりKDPで作ることになるかもしれない。
できれば『真珠姫の恋』のように、扉などが少し凝った装丁になればいいなと思っている。
電子書籍のデザインは皆一様であまり面白くないと思っているのだけれど、とある記事を読んで、さまざまな試みがなされていることを知り、自分自身の本にも参考として取り入れる余地があればいいなと思う。
素材集を新調してみるのもいいかもしれないと検索したところ、こちらの素材集がヒットして、つい浮かれた気分になってしまった。
かわいいというよりも瀟洒な雰囲気を出したいので、買わないかもしれないけれど、本の装丁について考えることはやはり楽しい。
さらに励むべく、とあるところで見かけて気になった石井辰彦の歌集も買った。
日本の古本屋でなかなか高額な価格になっている『七竃』が収録された『石井辰彦歌集』を買えて良かったと思う。
私は蔵書家でもなく、ディレッタンティズムに陥りたいわけでもなく、稀覯本を集める趣味もあまりない人間なので、安価で買って実作に活かせればそれに越したことはないと思っている。
今日のお茶は二度。
主人の買ってきたチョコミントアイスとルイボスティーをいただいた。
それからしばらくしてホットミルクを淹れた。やはり温かい飲み物は落ち着く。