ANIRON

ひとりごと日記

2021.08.02 「母殺し」と「母恋」と

昼頃、母から電話がかかってきて一日気がめいって落ちこんでいた。

お金の話は身内であってもしたくはないのに、あれこれとお金がない自慢をされてしまって、辟易しながら聞き流していると、妹が「あの子は恵まれているからいいよ」と云ったと聞いた。

親元にいた時には親友から嫉妬され、結婚をすれば働いていて未婚の妹から嫉妬される。

嫉妬されるほど豊かな生活を送っているわけではないし、毎日死にたい気持ちをこらえながらなんとか生き延びているのに、そうして嫉妬されるたびにエネルギーを吸い取られてしまう。

 

創作でも全く同じで、3人のそれぞれ違う異性から嫉妬していますという趣旨のことを明白に云われて参ってしまったこともある。

かつて付き合いのあったご婦人は、私とは比べ物にならないほど豊かな生活をなさっていたけれど、当然嫉妬の感情を向けられて、彼女はスピリチュアルに傾倒していたので、嫉妬除けのお守りを持っていたそうだ。

それぐらい嫉妬というものは受ける側のエネルギーをことごとく奪う。呪いのようなものだと思う。

それを平然と私に伝える母の神経も理解できないし、本当に参ってしまって、食欲もなく、蕁麻疹も出て、ただただ鬱々としていた気がするけれど、それから数時間の間、何をしていたのかよく覚えていない。

Twitterもほとんど観なかったし、ブログも書けずじまいで、本も読めていないとなると、ただひたすら虚無を食んでいたのだろう。

詩を一編書いたのは覚えているけれど、出来はあまりよろしくない。

こういう時には短歌が傍にいてくれるはずなのに、思想の揺らぎの問題でなかなか手が伸びずに日々が過ぎてゆく。

代り映えのしない日々がなんとも虚しい。

 

やむなく主人が買ってくれていたのむヨーグルトをいただいて元気を出そうと思い、積んでいた漫画を一冊読んで、自分の機嫌を取ろうとしたのだけれどうまくいかない。

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起きているのもつらくなって横になり、少しだけ眠った。

 

それから主人が帰ってきて天ぷらを作ってくれて、私の好物のお刺身も用意してくれて、ありがたいと思うのだけれど、メンタルが一向に改善せず、結局一日に服用できる頓服を3錠すべて飲んでしまった。

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せっかくお刺身を買ったのだから、元気を出してと主人に云われたのだけれど、鬱々とした想いは晴れなかった。

それから主人にフォトウエディングで私の実家から支援を受ける代わりに、椿山荘でフォトウエディングをするようにと云われている件に関して、援助を受けたくないとの申し入れがあった。

母と主人との関係もあまり良くなくて、云い分はもっともだと思う。

当初は椿山荘でと考えていたけれど、信仰が揺らいでいる今、聖グレース大聖堂で挙げたいという気持ちも高まりつつある。

信仰の問題を日々書いているのは、こうした挙式に直結しているからで、なんとも難しい。

今は気持ちが神道に傾いているけれど、カトリックもまた私のルーツのひとつではあるし、聖グレース大聖堂はいずれの宗派にも属さない、ただ挙式をするためだけの教会とはいえ、やはり教会という形式は重んじたい。

 

そういうこともあってさまざまな葛藤もあり、年々濃縮されてゆく母の毒気に当てられていて、どうにもその救済を描く物語を自分自身の手で紡がなければ、私は生きていけないのかもしれないと思う。

母殺しの物語はこれまで何度も書いてきたけれど、今なおそのテーマは私にとって自分の作品の根幹をなしている。

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一度だけ母恋の物語を書いたこともあったけれど、それも現実にはあり得なかった母親のまっとうな愛情というものに焦がれてのことだし、母殺しと母恋は私の場合表裏一体のテーマなのかもしれない。

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ここのところ体調はいくらか安定してきているのはたしかだし、そろそろ小説を書いても良いかなという気持ちになりつつある。

そのためにも日々読書に励んでいきたい。