ANIRON

ひとりごと日記

2021.08.12 イレギュラーな世界と理想美と

主人にやってあげようと提案された、PCのアップデートに時間を要するということで、昨夜から一日PCに触れられず、日々のルーティンとして何本も記事を書いているので、そのルーティンが崩れたことで調子も崩してしまった。

主人にこの旧型のiMaC OSのままで良いと云ったのは12日の23時ごろになってからのことで、翌13日にはワクチン接種を控えているという状況でこれを書いている。

 

昼間の出身地・九州の大雨被害やら、妹の職場でコロナ感染者が出たことやら、とにかく世の中のことも身の回りのことも大変で、耐えがたい想いをしている。

妹とはここ2年近く会っておらず、私が感染しているという心配はまずないのだけれど、それでも妹のことが気がかりだ。

こんな状況下だからこそワクチンを打たねばならないという想いがある一方で、やはり打つのに全く抵抗がないというわけにもいかず、緊張の真っただ中にいる。

変化に弱くなっているのか、いつもとは違う出来事のひとつひとつが途方もなく恐ろしい。

 

ニュースを見ても都内は危機的状況にあるということが盛んに喧伝されているし、そうした情報が厭でも目に入ってくる。シャットアウトするのは難しいし、また完全に遮断するのも危険だ。

とにかくできるだけ自衛しておくに越したことはない。

はじめから政府が信頼できないことは目に見えて分かっていたので、自粛生活はコロナ禍当初から一貫してつづけていて、この間今回濃厚接触者の可能性のある妹とも、九州に住む実家とも、関東に住む義実家とも顔を合わせず、友人ともほとんど会っていない。

都心に足を運ぶこともなかったし、出かけるのも住んでいる地域からそう遠くない郊外ばかりで、密になるシーンは極力避けてきた。

そうして身を守ってもなお守りきれない状況だからワクチン接種をするしかないと思う。

 

……とここまでCoccoを聴きながら書いてきて、ようやく気分が落ち着いてきたけれど、とにかく今はあまりイレギュラーな要素を差し挟まないようにしたい。

心が落ち着かない状況で、PMSの症状も強く出てしまっているので、おうちdeちょこ文への参加も見送ることにした。

頒布予定だった折本は、すでにBOOTHにて頒布しているので、ぜひご覧いただきたい。

おかげさまですでに複数の方にお買い上げいただいており、先日はありがたいことに長文の感想までいただいた。

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booth.pm

ちょこっと文芸福岡に出展する予定だった歌集の折本です。 ゴシックな雰囲気が香る療養短歌30首を収めています。

天上のアガパンサスアガペーを我に給えよ病篤くなり

青薔薇の冠授けよとこしえに無数の棘は言葉となれり

 

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booth.pm

ちょこっと文芸福岡に出展する予定だった折本詩集です。 夜を歌った詩を四篇収録しています。

 

細部を検分する間もなく闇は濃くなり、男の、女の、あるいはそのどちらでもない声が満ちた密室に閉ざされたまま炎に包まれて、ちいさな球体を抱えてうずくまったまま、はるか遠くから聞こえてくる無声の音楽に耳をすませる。 ——「夜の音楽」より

 

主人のお盆休みには、主人はひたすら部屋にこもってワンピースを読むそうなので、私はひたすら記事を量産して過ごしたい。

とにかくイレギュラーに傾いてしまっている状況の中で、いかにルーティンを守り、できるだけいつも通りのコンディションで過ごすかということがこれまで以上に大切になってくるのだろう。

強い不安感に苛まれるのは今にはじまったことではないけれど、それでもコロナの不安に怯えて暮らしていたというわけではないし、元来引きこもりがちで自粛生活もさほど苦に思っていないので、できるだけ平常心で過ごしたい。

 

今日のお茶は和香園の颯とルマンド、炭酸水ICY SPARKと塩ヨーグルトだった。

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それからゾンビランドサガも8〜11話まで観た。

特に8・9話の佐賀事変がとても良くて、主人公ふたりの関係性も闇の腐女子としては大変好ましかったし、籠の鳥然としたゆうぎり姐さんが魅力に満ちていて、もう12話全編でこのお話を観たいと思ってしまった。

ゾンビランドサガのキャラクターでゆうぎり姐さんが最推しになってしまいそうなレベルで惚れてしまった。

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籠の鳥から外の世界へ飛び出すというのはここのところのフェミニズム運動の表れだと思うけれど、私は籠の鳥の地獄に生きる美しさにこの上もなく魅力を感じるので、やはりフェミニズムとは相容れない立場であることに代わりはない。

主人に「どうして私はこんなにフェミニズムが嫌いなんだろうね」と訊いたら「自分の好きなものを壊されるのが厭なんでしょう」と云われて、まったくその通りだった。

谷崎や荷風の愛した古式ゆかしい女性像にたとえようもなくあこがれを感じているし、私もそうありたいと心のどこかで思っているのかもしれない。

そういう女性像は排撃されてゆくだけなのだろうけれど、荷風や谷崎が失われてゆく女性の美に魅せられたように、私もその美の崇拝者でありたい、そして願わくば実践者でありたいと思う。