ANIRON

ひとりごと日記

2021.08.29 創作裏話と推しと

 

詩の折本

8/29、それまで書き溜めていた詩の中から、海にまつわる詩を5篇選んで折本を作った。

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booth.pm

海をテーマにした散文詩5篇を収録した折本歌集です。

行く宛のない「あなた」への手紙、焦がれるような夏へのサウダージ、終わる夏への挽歌をサブテーマとしています。

 

越境する神々を信じながら、不信の顎門に囚われて、なすすべもなくあらゆるきみたちを恨み、(きみの聴く講談のアウトローたちは怒りを暴発させても浄土は三千光年先だね)(絶望の只中を周回しつづける船に乗ることを宿命づけられた者たちの系譜に連なる私もまた)眠る場所さえない。──「大時化の海へ」

 

-収録作品-
大時化の海へ(現代詩手帖落選作)
あなたへ
女神の痕
神の国より
魚地獄

これまで通り100円での有償配布なのだけれど、購入してくださったりブーストしてくださる方もいて、大変励みになっております。

折本詩集の過去作はこちらです。併せてご利用いただければ幸いです。

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booth.pm

夜を歌った詩を四篇収録しています。


細部を検分する間もなく闇は濃くなり、男の、女の、あるいはそのどちらでもない声が満ちた密室に閉ざされたまま炎に包まれて、ちいさな球体を抱えてうずくまったまま、はるか遠くから聞こえてくる無声の音楽に耳をすませる。 ——「夜の音楽」より


-収録作品-
精霊流し
夏の亡霊
夜の言葉
轟音を友と呼ぶ

ここのところ詩を書くことが楽しくて、一週間の間毎日書いていたのだけれど、私は本質的に「歌うこと」が好きで、詩歌を通じて「歌いたい」という気持ちがあるのだと思う。

それは短歌でも同じことで、ようやく作歌を再開することができた。

 

短歌

ここのところ思想上の問題もあって、ほとんど短歌を詠めずにいたのだけれど、それでも真っ新な気持ちでエディタと向き合っているうちに、口から歌がこぼれだすように短歌がこぼれ出てきて、それを書き留めた。

何があっても「歌いたい」という気持ちが源泉にあるならば、私はきっと詩歌を作り続けられるのだと思う。

何があっても、というのは、小説を書くことにドクターストップがかかったり、詩歌サークル主宰のミソジニー的嗜好(私はフェミニズムには与しないけれど、私自身性暴力のPTSD当事者であり、男性による性的な消費物としての下劣きわまりないミソジニーは、女性の尊厳を著しく傷つけるものであって、生理的に受けつけないし理解しがたい。ちなみに当該男性は未だにそうした嗜好のツイートを繰り返しているようだ)が肌に合わずに詩歌サークルを抜けたことにあるのだけれど、そういう外野のことはさておき、それでも立ち直って立ち上がって短歌を詠むことを決めた。

この間しばらく時間を要したし、ずいぶん落ちこんだりもしたけれど、決めたからには毎日詠みたいし、5〜7月まで毎日詠んでいたように、ふたたび短歌ときちんと向き合いたい。

 

詩歌を通じて人とつながりたいという想いを断たれたことは本当に苦しいけれど、もともと私は詩の師匠の他にアマチュアで詩人と仰ぐ人はいないし、この十年間はひとりで詩を書きつづけたきた。

短歌はおりひめ歌会という大学の後輩女性と立ち上げた歌会を催していて、それで事足りている。

結局のところ地縁のつながりの地続き上にある関係しか信じられないし、それで十分なのだろうと思っている。

短歌はまだまだ勉強をはじめたばかりの分野なのでもっと意欲的に歌集を読んだり歌誌を読んだりして学んでいきたい。

 

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booth.pm

ゴシックな雰囲気が香る療養短歌30首を収めています。

天上のアガパンサスアガペーを我に給えよ病篤くなり
青薔薇の冠授けよとこしえに無数の棘は言葉となれり

 

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booth.pm

療養短歌をテーマに詠んだ、短歌30首を収めた折本歌集のPDFです。 失われた恋への挽歌、過ぎ去った夏へのノスタルジーをサブテーマとし、ダークでゴシック、耽美な作風を志向しています。

 

世の終わり詩神は死せず海の果てきみとふたたび巡り逢うまで
AnthemはCoccoだったね沈黙を守ってふたり白百合の園

 

ゆくゆくはこれらにつづく折本歌集を作りたいと思っている。

とにかく量を日々こなして、50首の中から10首余りを選歌して、150首余りから30首を選んで折本にするというのが性に合っている。

量をこなすとそれだけより良い歌が揃うし、選歌を通じて詠むべき方向性も見えてくるのが面白い。日々10首程度は詠みたい。

 

そうして自分に課すところがないと、やはり短歌は毎日は詠めないのだろうと思う。少なくとも量をこなすことはできない。

私はプロの歌人にはなれないかもしれないけれど、それでもクオリティは少しでも高めていきたい。

それが折本を買ってくださる方へのせめてもの心づくしだと思っているし、幸いにも感想をいただいたり、ブーストをいただいて応援していただいたので、そのお気持ちに少しでも応えたい。

そういう緊張感を持って創作に向かいたい。

たとえプロにはなれなくても、自分の詩歌をもっと磨いていきたい。

 

苦しい時期が長くつづいたけれど、この間私を支えてくれたのは、主人と、そしてゾンビランドサガとフランシュシュの楽曲に他ならなかった。

 

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evie-11.hatenablog.com

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 なんとか再起を果たせたのは彼女たちの勇姿を主人とともに見届けて、日々彼女たちの歌声に励まされたからだと思っている。

フランシュシュには深く感謝しているし、今後とも応援していきたい。