比較的調子のいい一日だった。
朝からココア共和国に詩を投稿して、そのことは創作ブログに書いたのでここでは割愛する。
それからしばらく家で過ごしたあと、身支度をして買い出しへ出かけた。
昨夜から倉下忠憲『すべてはノートからはじまる』を読みはじめて、すっかり感化されてしまい、便箋などとともにAPICAのノートと、大好きな猫柄のスケジュール帳を買った。
便箋は他の柄と迷ったけれど、「この柄があなたらしいわよ」と母に勧められたのもうれしかった。
便箋は手元に残らないし、後述するように必要性も感じていたので、同じ柄のスケジュール帳も買うことにした。
創作ノートは進捗管理のために買ったもので、これまではネットの進捗ノートを利用していたのだけれど、ブログや詩、短歌などを一括で管理できるものが欲しくなったのだった。
進み具合が把握できればいくらかでも自己肯定感につながるかもしれない。
またスケジュール帳はマンスリータイプで、Googleカレンダーを活用すればいいだけのことだと思っていたけれど、一時期はこまめにチェックしていたGoogleカレンダーも、ここのところほとんど見ていない。
そもそもスマホをいじることがあまり好きではないし、クレジットカードの引き落とし日やその額、タスク管理、収益の把握など、スケジュール帳に事細かに書き込んでみると、その一覧性の高さに驚く。
Googleカレンダーは文字が省略されたり、メモなどはタップしなければすべて見られないところがもどかしかったのだ。
また心の片隅にある「○○月までに○○しなければ」というTo Doを書き出してみると、それだけで心持ちが軽くなった気がした。
携帯するにもちょうどいいサイズだし、ぎっしり書き込むタイプはなかなか活用できないので、私にはマンスリータイプだけで十分だ。
収益の管理などはスクショを撮って保存していたのだけれど、後から見返すことがほとんどないし、モチベーションにつながらないという課題もあった。
その点紙の手帳だと情報の漏洩の心配も少ないし、何より達成感も味わえる。
こうしたことはいずれきちんと記事にまとめたいと思っている。
それから帰宅してアイスカフェオレと千疋屋のミルフィーユでお茶をした。
東京の家にいるときには一日に何度もお茶の時間を楽しんでいたので、一週間に数日のみということが少々物足りない。
またさまざまな器を使ってみて、やはりバーレイの方がしっくりくるなと実感できたので、帰京したい気持ちは日々強まるばかりだ。
アナログノートに帰京したら実践したいことをリスト化してみると、思いのほかたくさん出てきたので、この帰省に伴ってノートを持ってきて良かったと感じる。
なんの変哲もない無印良品のA5サイズの無地のノートだが、使いはじめてかれこれ6年ほどになる。
今回はすでに使っていたノートを使い切りそうだったので、あらかじめ予備を持ってきておいて正解だった。
ノートを開くのももどかしいときには実家に常備してある裏紙のメモ帳を利用し、それをノートに貼りつけている。
私のノート術は基本的に6年前から変わらず奥野宣之『情報は1冊のノートにまとめなさい』に準拠していて、このメソッドが一番長続きしている。
そうしてPCやデジタル機器の長時間の使用には激しい抵抗感を示す母も、アナログノートを使っている間は母もとやかくと干渉してこないので、そういう点でも非常に助かっている。
ゲーム、漫画、アニメ、そしてPCと、おおよそ青少年が好むものはすべからく禁止の家庭で育ったので、主治医にも「(帰省中の一ヶ月は)修道院に入るようなものです」と話した。
主治医はそうした冗談が飛ばせるならば大丈夫だと送り出してくれたけれど、やはりそれでも気が重くなることもある。
そうした時にアナログノートの存在は、私にとっていくらかでも心を休められる場となっているのだろう。
そうした母との問題を長年抱えつづけ、今も恐怖心が拭いされない中で、以前記事に書いたように、アスカがケンスケと結ばれて、その魂が救済されたことが、私にとってはここ数年で最も心のなぐさめになった。
どうしてもシンエヴァのアスカのフィギュアが欲しくて、このフィギュアを注文した。
下のフィギュアと迷ったのだけれど、こちらの方が表情が好みで、ポーズもセクシーで美しい。
かねてからこの壽屋のエヴァの台座に座るヒロインたちのフィギュアは気になっていたので、今回注文できて良かったと思う。
今後、長い結婚生活の中で困難な時期もあるかもしれないけれど、その時にはこのアスカのフィギュアを眺めて、義父がケンスケになぞらえた主人の存在のありがたさを噛み締めたい。