ANIRON

ひとりごと日記

2021.11.05 帰省振り返り─絶望の傍にあったもの─

率直に云えば苦しい、ただひたすらに苦しい一ヶ月だった。

途中で帰京しようかと何度も考えたし、自殺を考えたのも一度や二度ではなかった。

境界性パーソナリティ障害と私の主治医に診断された母と過ごすのは、何度も心が折れかけたし、帰省してからPTSDの症状も再燃した。

何度となくPTSD関連の悪夢を見たし、PTSD由来の視線恐怖症の症状が強く出ていても、街を歩けば無数の視線が絡みつくのを避けることはできなかったし、家に籠れば籠ったで、希死念慮が頭をもたげてくるという状況だった。

それでもこの土地を私は愛していたから、その思いを守りたいという一心で、ひたすらに耐え抜いた。

まずはそのことだけでも評価すべきなのかもしれない。

生活リズムの大きな変化や、PMDDの悪化や、月経困難症といった諸々の要素があって、心身ともに疲れ切ってしまったけれど、それでも母が毎日手料理を振舞って、家事を担いつづけてくれたことには感謝したいし、心に溜まった澱を打ち明けられたのは、ひとえに実家という環境ありきのことで、その点にも深く感謝している。

 

ただ、先日挙式を終えたばかりという状況で義母さまに乳がんが見つかったり、母の認知機能に懸念を抱いたりと、心が休まることはなかった。

両親が無断で無言で部屋に帰ってくるたびに、PTSDの原体験としての被侵入感に囚われて絶望的な気持ちになったし、もう早々帰省することはあるまいという思いは変わらない。

誰にも打ち明けられない思いは、ひたすらに詩にぶつけ続けた。おそらくこれからもそうして詩を書くことでしか私は救われないのだろうと思う。

未公開のものも多いけれど、それらは整理をして、月末締切のとある賞に投稿しようかと考えている。

一つの事象を度重なって書いているので、絞ると残るものは少なくなるけれど、それでもこの苦しい一ヶ月がなければ生まれなかった詩たちだ。

絶望的な状況の中でも、ただ詩だけが私の傍にあり、私の友でありつづけたという事実をもっと大切にしたい。

自分の人生において問いかけられている価値とは、おそらく私にはただ唯一、詩だけにあるのだろうと思う。

そうしている間にも嬉しい知らせはいくつか届いた。

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snowrabbit21.hatenablog.jp

ひとえに読者の皆さまあってのことと感謝しております。

ただ、自分が書くことにひたすらに向き合いつづけてきたことは、自己評価として認識しておきたい。

絶望的な状況にあって自分自身のよりどころとなったのは、詩であれエッセイであれブログであれ、「書くこと」そのものの中だけにあった。

これからも「書くこと」を通じて、自分の心を開いて読者の皆さまにお届けできればいいなと願っている。

そのいくらかでも読者の皆さまのお心に届くことができれば、これに勝る喜びはありません。

どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。