ANIRON

ひとりごと日記

2021.12.04 再度の受診と歌会と

朝は10時ごろ起床。

主人にチーズベーコンレタスホットサンドを作ってもらって、ルピシアカルカッタ・オークションとともにいただいた。

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それから診察を受けた。というのも、前回の受診の際に医師が薬の処方を忘れてしまっていて、薬を処方してもらうように請求することになってしまったのだった。

昨日その電話をしたところ、処方しようにも今日は予約がいっぱいだから明日電話をかけるとのことだった。

そうして12時の電話を待って、リスパダールを断薬したことについて話した。

医師は発作などが出ていないことを確認した上でOKを出してくれたけれども、リスパダールを飲んで体重が46kg→47kgと1kg増えたことは認めてはくれなかった。

薬で太るのは嘘なのだそうだ。リスパダールが太りやすい薬なのはたしかだし、私は薬をやめた途端に体重が47kg→46kgと戻った。どういう勉強をしているのだろう。

副作用に関して、あまりにも医師が認めてくれないケースが多すぎて、自ら様々な情報を集める羽目になるのだが、今回もそうした状況かと思うと気が重い。

さらにはエビリファイは飲まないのかと云われて、そのやめるに至った経緯はしっかりと話したはずだし、「強い希死念慮に見舞われてつらかったのでやめたい」とはっきり告げたはずなのに、医師の記憶にはないらしく、今回も飲まないという旨を伝えるしかなかった。

結果的にレキサルティ2mg・シクレスト20mg・レキソタン2mg +頓服4mgというこれまでの3種類の薬に戻すことになったけれども、これに関しては医師だけの判断というよりも、ほぼ私の粘り勝ちのようなもので、これ以上体をボロボロにされてたまるかという思いがあった。

薬を変えるたびに合わない薬を出されるのにもいい加減うんざりしている。

さらに処方ミスに関して、クレームのようなことは云っていないけれど、せめてお詫びの一言でもいいから欲しかった。しかし医師は「大変だ」と云ったきりだった。

来年には病院を変えたい。

 

それから薬局に薬を受け取りに行って、帰宅しておりひめ歌会を催した。

今回は近作「病めるヒュプノスの夏」から6首を選んで参加した。

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booth.pm

第四回笹井宏之賞落選作品50首を収めた短歌の折本です。 病める夏の日々を詠んだ、ゴシックな療養短歌を収めています。

この恋も忘れてしまう錠剤は不老長寿の薬となって

「しにたみのおさしみ」きみに告げたいの「おさしみ」としか云えないままで

ハルシャギク世界の果てをも埋め尽くし燔祭の焰を待つ初夏

ヒュプノスの恩寵のみに包まれて副作用の希死念慮来る

療養/病と耽美という作風だけでなく、今作はどこか劇的な雰囲気ですねと評価していただけたのがうれしかった。

ユニットの相手であるまさやまさんの評の文学的センスには毎回驚かされるし、作品もさることながら、評そのものがひとつの作品であるような印象を受ける。

いずれ彼女のプロ歌人の短歌に寄せた評を読んでみたいと思ってしまった。やはり文学を専攻していた人は読み方も洗練されていて、素養があるということはこういうことなのだろうなと思う。

そのまさやまさんは耽美的かつ技巧的な歌ぶりを模索しているということだったので、新古今和歌集をおすすめさせていただいた。

ちょうど今塚本邦雄『定家百首・雪月花』を読んでいるということもあり、また私自身も新古今和歌集について再度学び直したいという思いがあってのことだった。

塚本邦雄の本は今読んでいる最中なので、まだなんとも云えないのだけれど、個人的にはやはり白洲正子の歌との付き合い方が好ましいと思う。

彼女の審美眼が光る和歌の本の数々は、もっと和歌に触れてみたいと思わせてくれる魅力がある。

 

角川ソフィア文庫新古今和歌集は上巻は読破したのだけれど、下巻はまだ途中で止まってしまっている。

 

塚本邦雄の評論などを挟みつつ、適宜触れていければと思っている。

『定家百首・雪月花』を読んでいて感じるのは、あくまでもこれは塚本邦雄の読み方であって、その選歌・評を含めて、彼のものの見方が随所に行き渡っているということを弁えておかねばなるまいということだ。

いわば単純に定家の作品を読むというよりは、塚本邦雄という一人の巨人のフィルターを通じて定家に触れることであって、その客観性は担保しておかねばなるまいし、さらに彼自身の短歌に触れていかねばならないとも思う。

引き続き塚本作品を読みながらも、同時に葛原妙子歌集も崩していかねばならない。

葛原妙子歌集

葛原妙子歌集

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とにかく読む量をこなさなくては、なかなか詠むこともおぼつかない。

今年の初頭に掲げた年間200冊読むという目標にはどうやら届きそうにないけれど、それでも少しでも日々読む習慣をつづけられるように励んでいきたい。