三連休のうち、抗原検査の結果がまだ分からなかった土日は家で過ごした。
土曜日は朝からTwitterで情報を得て、フシギダネのASMRを聴いたり、主人と「ビッパ、キミに決めた!」を観たり、マホミルレイドに参加した主人からマホミルを譲ってもらったりして過ごした。
日曜日は主人とお茶をしながら、主人がアルセウスを5時間ほどプレイするのを眺めていた。
途中、体がだるくて私は離脱して休んだりもした。
昨日書いた通り、抗原検査の結果は陰性だったのだけれど、この時点ではまだ分からなかったので、マスクを着用し、加湿器をつけて過ごした。
それから主人が「明日も出られないかもしれないから、せめてお寿司でも取って休日を楽しもう」と云うので、初めてスシローのお寿司を取っていただいた。
ネタが新鮮で大変美味しかったので、できれば次回以降も銀のさらではなく、スシローを頼みたい。
主人とは短歌読書会をしたいという話や、ここのところ私がなかなか一人で出歩けなくなってしまったという話をした。
都心に住んでいた頃は、画廊や美術館などに足繁く通ったものだが、都心から離れて郊外に住んでいると、もともと電車に乗るのが苦手ということもあり、またコロナという現実もあって、それらから遠ざかってしまった。
芸術を愛する人間として、本当につらい思いを抱えているのだけれど、そのような中でも画集を手に入れたり、画廊のWEB展示を閲覧したりして、なんとか芸術に触れようと試みている。
しかしやはり絵画や美術品は生で見なければ、本当の良さは分からない。
できれば足を運びたいのだけれど、持病もあり難しい。
そう話したところ、主人に「図書館に通ってはどうか」と提案されて、「もし明日抗原検査の結果が陰性であれば、一緒に図書館に行こう」と誘われた。
私は図書館エッセイ集『図書館という希望』を書いたほど、図書館には並々ならぬ思い入れがある。
ブログ「広寒宮」で綴ってきた図書館にまつわるエッセイに書き下ろしを加えた、図書館エッセイ集です。
「もうひとつの家」としての図書館との付き合い方や、蔵書にまつわること、一利用者から見たコロナ禍の図書館の記録、幼少期に通った図書館との思い出など、今だから読みたい内容をぎゅっとまとめました。
本書が図書館を愛するすべての人の友となりうることを心から願っています。
-収録作品-
図書館という希望
ふたつの棚
図書館という友人
ふたたび図書館へ一
図書館の使い方を模索する
コロナ禍の図書館について
蔵書の整理
ふたたび図書館へ二
先達の目とBANANA FISHにみる図書館の精神
図書館という知の海に漕ぎ出す
図書館で知を拓く
学校の図書室の思い出
非常事態宣言下の図書館
本書に登場した書物
図書館に行きたいという思いはかねてからあったので、ぜひ陰性であれば行きたいと話して、日曜日に抗原検査キットで検査をして陰性だったため、主人と出かけた。
久しぶりの図書館は思ったよりも人が多く、主人と別れてひとりで棚を見て回った。
特に詩歌はやはり見ておきたいという思いがあり、以下の本を借りた。
『角川短歌』2022年1月号
宇多喜代子『名句十二か月』
山中智恵子『歌集 玲瓏之記』
山本友一編『私の短歌入門』
このうち、山中智恵子『歌集 玲瓏之記』は、あの塚本邦雄の「玲瓏」だろうかと気になって手に取ってぱらぱらと読んだところ、そうした幻想的で耽美的な短歌が並んでいるので手に取った。
角川短歌1月号はかねてから欲しかったものの、買いそびれていたので、ひとまず読もうと借りることにした。
宇多喜代子『名句十二か月』は俳句もまた詠みたいという思いが心の片隅にずっとあるので、鑑賞の手引きとして借り、山本友一編『私の短歌入門』は軽い読み物のようだったので、今の私には向いていると感じて借りた。
それから主人とパスタ店で食事をしたのだけれど、私は食欲がなかったので苺チーズケーキとコーヒーをいただいた。
久しぶりの外出デートで、気分もリフレッシュできた。
今後とも感染対策に努めながら、できる範囲で自衛しつつ、最寄り駅圏内で外出を楽しみたい。