ANIRON

ひとりごと日記

和歌の浦短歌賞に投稿しました&買った本・読んだ本

創作トピックにお邪魔していました。

aniron.hatenablog.com

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お読みくださった皆様、評価してくださった皆様、ありがとうございました。

引き続き当ブログをよろしくお願いいたします。

 

第7回和歌の浦短歌賞の自由詠部門に4首を投稿した。

www.wakaura-tanka.com

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結果はしばらく先までわからないけれど、角川短歌も、短歌研究も、なかなか投稿するにはまだまだハードルが高いと感じたり、歌風があまりそぐわない気がして、投稿する場を探していたところ、角川短歌で紹介されていたこちらの賞が気になったのだった。

受賞作の傾向を見てみて、比較的投稿しやすそうだと思い、今回投稿するに至った。

ここのところ春めいた歌を詠むことが多かったから、軽やかな短歌は幾らかでもそぐわしいといいなと思う。

時勢に合わせて短歌を詠む意義は昨日書いた通りだけれども、平時やなんでもない日常を謳う短歌も同じぐらいの価値があると私は思う。

自分の中でそのバランスを取りつつ、今後とも作歌に励んでいきたい。

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特別企画の落合直文のところ以外は通読した。
全体的に高齢の方が短歌を寄稿している印象が強く、もっと若い人の短歌も読んでみたいと感じた。
全体としては尾崎まゆみの「月光庭園」、叙景に徹した阿木津英「時のくぼみ」、療養短歌を歌った飯沼鮎子「シンバル」が良かった。
また詠嘆の特集に関しては、口語による詠嘆のあり方はまだまだ実作でも模索の余地があると感じたし、短歌の可能性の広さも感じられて良かった。
さらに詠嘆にまつわる歴史を紐解く寺井龍哉「詠嘆は日々に輝く」は単なる語彙を超えた歌論となっていて見どころが多かった。


その他の短歌としては

ブロッコリー重ねて置けば食パンのたひらなる野に森が生まれぬ
──志垣澄幸

 

錠剤を飲むに小鳥の如くせり宿痾癒えよよき妻に戻れよ
──井谷まさみち

 

無音なる世界に目覚め黙りをし雪積む朝は亡き後のごとく
むらきもの心まづしきわれのため天は降らせり星の言葉を
この世での逢ひ叶はざりし死者たちの待ちゐる国をおもひて眠る
初夢のなみのりふねは妣(はは)をしへし回文とともに波間ただよふ
──黒羽泉

 

たとへば雪 さふいふものになりたいとあなたは僕の背中に書いた
──喜多昭夫

 

などが印象に残った。
また書評の大津仁昭歌集『天使の課題』の短歌群が耽美的で好みそうだったので、古書を注文することにしたし、複数応募したい公募が見つかったのも収穫だった。

大津仁昭『歌集 天使の課題』はこちら。今から届くのが楽しみだ。

また昨日は好きな歌人である松野志保が新作30首を寄稿している歌誌『月光』71号と、吉田隼人が寄稿している『現代詩手帖』3月号を購入した。

好きな歌人が増えると、その分読みたい本も増えて心から喜ばしいと感じる。

何かと大変な世の中ではあるけれど、こうして自分にとっての楽しみを大事にしていきたい。

 

さらに皆川博子『Fragments』を読んだ。

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皆川博子の掌編に推し画家のみなさんが挿絵を手がけているというのでどうしても欲しくて入手した一冊。
詩的な文字をめぐる掌編はさすがは皆川博子といった感じで、反復されるイメージが美しい。いにしえの聖典のような趣すら感じさせる。
挿画もいずれも素晴らしく、叶うことならば実物をこの目で見たかったなという思いが強まった。
あいにくと会期は終わってしまったけれど、こうしてこの一冊の美しい本が手元にあるというだけで心が満たされる。
完売すれば第二弾が出版されるそうなので、ぜひ完売して欲しいと思いつつも、余人に知られたくないなと思ってしまう、素敵な本だった。

こちらは一般に流通していない小冊子で、私はこちらのSilent MusicのHPから購入させていただいた。

silent-m.com

現在は完売しているとのことで、別途入手ルートがあるようだ。

それから朝のうちに山種美術館から以下のようなツイートが流れてきて、ここのところ美術館に通えていないことを心から残念に思っているので、お花のポストカードを購入することにした。

実家や友人に宛てて春のお便りを送ることができればと思う。

ここのところめっきり家の外に出なくなってしまっているので、なかなか郵便局にも行けずじまいなのだけれど、そろそろ暖かくなってきたことだし、ワクチン3回目も接種したことだし、もう少し最寄り駅圏内で外出の機会を設けていきたい。