ANIRON

ひとりごと日記

2022.03.26-27 NHK全国短歌大会で入選をいただきました

創作・読書トピックにお邪魔していました。

aniron.hatenablog.com

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お読みくださった皆様、ありがとうございました。

今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。


さて、26日の日記はあらかたこちらに書いてしまったので割愛する。

snowrabbit21.hatenablog.jp

お花見をする予定だったのだけれど、あいにくの荒天となってしまい、風の強い中に妹にわざわざ出てきてもらうのも申し訳ないので、夫婦ふたりで出かけた。

それから27日になって、楽しみにしていたNHK全国短歌大会の入選作品集が届いた。

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私は嘉村詩穂名義で「さいわいは林檎の形剥くまでのすべもないまま滑り落ちるよ」という短歌を出詠して、入選作として採っていただいた。

療養詩歌の一首として詠んだもので、この時期は何かと落ち込むことが多かったと記憶している。

それはいまだに変わらないのだけれど、こうして療養短歌を評価していただけたことで、今の作歌につながっている節が多分にあり、これからも口語で短歌を詠んでいければと思う。

昨日もあれから短歌を8首作った。

NHK短歌のテーマに沿うものなので、投稿できればと思っているし、これからも短歌を日々積極的に詠んでいきたい。

それから朝に『俳句四季』4月号を読んだ。

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かねてより気になっていた俳人の句が載っているというので買ったのだけれど、どうしても藤原月彦のエピゴーネンに過ぎないとしか思えず、前衛俳句の限界を感じて、特集を読んだ。
高柳重信、加藤郁乎は読まねばなるまい。また筑紫磐井『婆伽梵』は気になったので買って読みたい。
個人的には作歌の姿勢の変化と同様に、俳句も前衛よりも花鳥風月を詠んだ古典美を感じさせるものが好ましいと感じるようになった。
そうした点でも武藤紀子「西国の春」は素晴らしかった。
また「ある日の俳人」のページは自分自身の作歌の参考にもなると感じた。観察力をつけること、それをできるだけ頭の中に留めておくことの大切さを改めて学ぶことができた。

ここのところ実作に当たって鑑賞力の重要性と、観察力の鋭さが何よりも大切なのだということを実感している。

それはTwitterで同じく短歌を作っていて、歌会も催していたまさやまさんとも語らったことなのだけれど、とにかく地力をつけていかねばならない。

それは何も単に歌集を読む量を増やせば良いというものではなく、できるだけ一首一首を細やかに読む力をつけること、そして物事を観察するにも、写真に撮るように記憶するのではなく、その前後や周辺にある空気まで頭の中に留めておくということなのだと思う。

テーマがあればすぐに実作に結びつくし、外に出れば無限に詠むものは生まれるけれど、私は引きこもり気味で家にいる時間も長い。

NHK全国短歌大会に出詠したこの歌は、引きこもる日々の中から生まれてきたもので、NHK短歌3月号でも述べられていたように、何も人生経験が豊かであれば歌になるというものでもないのかもしれない。

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より腕を磨いていくためにも、今までよりももっと多くの詩歌に触れていくことは必須だろうし、日々短歌を詠みながら、物事を観察する目の細やかさを培っていきたい。