ANIRON

ひとりごと日記

2022.04.13-14 ホラー小説を書きたい

昨夜、主人と飲みの席を設けようということになり、コンビニで主人はアルコールを、私はジュースを買って、おつまみにスナックを買った。

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道中、引っ越しに伴って本の処分の話になり、主人は大学院生時代に買い置きしていた本を手放すと話していて、私は「この先小説を書きたくなるかもしれないから、本の処分に困っている」という話をした。

主人がヒアリングをしてくれて、何を書きたいのかと聞くので、「和漢折衷異世界ファンタジー小説か、民俗ホラーを考えている」と云うと、前者はもっと作家として根明キャラのタイプで、ラノベもバリバリ書けます、という方が有利だし、後者の方が読みたいと云う。

具体的にはシャーリィ・ジャクスンのような作家を目指せば良いのではないかと提案してくれた。

もともとシャーリィ・ジャクスンの小説は好きだし、幾らか気持ちが明るくなった。

実のところ小説講座でうまくいかなくなったきっかけがホラー小説を勧められたことにあって、自分自身でなかなか折り合いがつけられていなかった。

私自身は非常に怖がりということもあり、今回の引っ越しに際しても、複数の引っ越し業者が家に見積もりに訪ねてきただけで調子を崩してしまった。

もともと持病もあって不安を感じやすく、それが年々悪くなっているので、ちょっとしたことで強いストレスを感じてしまう。気圧の変化や環境の変化に著しく弱い。

できれば引っ越したくない、という思いをひとりきりで何度も反芻している状況で、精神状態がよろしくない。

引っ越し先で落ち着けば、もう少し病状も良くなるのかもしれないけれど、しばらくの間はなかなかナーバスな状態が続くことになると思う。

そうした不安を感じやすいタイプの人間にとって、ホラー小説はきっと合うと思うよと主人は云う。

小説家を担当しているわけではないのだけれど、編集者という職業柄、私の傾向により近いジャンルを見つけるのが、おそらく私自身よりも上手いのだろうと思う。

ホラー小説は一本書いてみたものの、なかなかどんでん返しをうまく作れずに、プロットに課題を感じて、小説講座を辞すことになったのだけれど、小説というジャンルから離れて、詩歌を作ることに専念するようになってから、諸文芸ジャンルにおける「型」というものを強く意識するようになった。

詩にも型はあるし、そして云うまでもなく短歌にも型がある。小説もそれと同じことなのではないかと思い至って、ようやく視野が開けた気がした。

私は小説ばかり書いていた時期には、小説には構造的なプロットよりも、それを執筆するに至る必然性の方がよほど大切だと思ってきたけれど、どうやらそういうものではないらしいということが、ようやく分かってきたのだった。

再び小説講座に戻るかどうか、現時点では決めていないけれど、再び小説の道に戻ることも、選択肢として考えておくことは、必ずしもマイナスではないだろうと思う。

幸いにも、かねてから怪奇幻想小説はコンスタントに買い集めていて、積んでいる本がたくさんある。

ホラー小説も一時期少々読んでいたし、積んでいる本も多数ある。

私は社会に出ていない人間なので、書けるのはせいぜい中高生〜大学生ぐらいまでで、そうなると学校を舞台にした作品を作るというのが一番手っ取り早いのかもしれない、と主人に云うと、「そうして自分の書けないものから書けるものを絞っていくのは大事だね」と後押ししてくれた。

学校には様々な不快な思い出ばかりが詰まっているので、その一つひとつを思い起こしながら書いていくというのは良いのかもしれない。

ちなみに私は大学時代に心療内科を受診した折に、「日本人の死生観に興味があるんです」と云ったところ、「ますます病むからやめておきなさい」と複数の医師に云われたことがある。

実際に卒論に取り上げたのは記紀神話に出てくる大物主神ではあったけれど、そうして様々な本を読んでいた頃と、ホラー小説を書くかもしれないという今と、興味の所在はそう大きく変わっていないのかもしれない。

もう少し早い段階で舵を切っていれば、もっと健康状態がいい時に小説を書けていたのにと思うけれども、こうして大きく遠回りをしたからこそわかったこと、一人でじっくりと考えたから見てきたものもある。

今すぐ小説を書くというわけではないにせよ、もう一度小説を書けそうという感覚を掴んだことだけでも書き留めておきたい。

またこれに伴ってダークアンビエントもさらにディグっていきたいという思いがあり、この記事はMetatron OmegaのEvangelikonを聴きながら書いた。

Evangelikon

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まださほど数は聴けていないのだけれど、今のところ好きなのはMount Shrineで、こちらも深堀していきたい。

Shortwave Ruins

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