ANIRON

ひとりごと日記

2022.05.11 #2 頒布作品のご案内

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この記事を書いてからも気分の落ち込みがひどく、なかなか気持ちの整理がつかない。

こういう時には腹を括るしかないのだけれど、どうしても悲観的な気分になってしまう。

ここのところなかなか折本を作れていなかったけれど、詩もだいぶ書き溜めているところではあるし、DL形式の折本であれば、今の体調でもさほどの負担はかからない。

star-bellflower.booth.pm

既刊の折本歌集・折本詩集もご利用いただければ幸いです。立夏を迎えたので、夏にまつわる詩歌集がおすすめです。

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第四回笹井宏之賞落選作品50首を収めた短歌の折本です。

病める夏の日々を詠んだ、ゴシックな療養短歌を収めています。

 

この恋も忘れてしまう錠剤は不老長寿の薬となって

「しにたみのおさしみ」きみに告げたいの「おさしみ」としか云えないままで

ハルシャギク世界の果てをも埋め尽くし燔祭の焰を待つ初夏

ヒュプノスの恩寵のみに包まれて副作用の希死念慮来る

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海をテーマにした散文詩5篇を収録した折本歌集です。

行く宛のない「あなた」への手紙、焦がれるような夏へのサウダージ、終わる夏への挽歌をサブテーマとしています。

 

越境する神々を信じながら、不信の顎門に囚われて、なすすべもなくあらゆるきみたちを恨み、(きみの聴く講談のアウトローたちは怒りを暴発させても浄土は三千光年先だね)(絶望の只中を周回しつづける船に乗ることを宿命づけられた者たちの系譜に連なる私もまた)眠る場所さえない。──「大時化の海へ

 

-収録作品-

大時化の海へ(現代詩手帖落選作)

あなたへ

女神の痕

神の国より

魚地獄

またこちらのブログに書き綴ってきた詩論に関しても、できればnoteなどにまとめて販売をしたいと考えていて、拠点はこちらのブログに置きつつ、縮刷版のような形にできればと思っています。

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無論、こちらのブログでお読みいただくという形でもいいのですが、個人的には詩歌にまつわる記事をまとまった形で読み返したいという思いがあります。

特に今年は詩歌について何かと掘り下げて考える機会が多いので、1月〜5月までの記事の中から、詩歌にまつわるものを選びとってまとめていきたいです。

なお、電子版として、上に載せた「病めるヒュプノスの夏」はこちらでもお読みいただけます。ご都合のよろしい形でご購読いただければ幸いです。

note.com

また引き続きKDP(電子書籍)の方も頒布中です。

Kindle Unlimited会員様は追加料金なしでお楽しみいただけますので、Kindle Unlimited会員費がお安い今の時期にどうぞ。

ブログ「広寒宮」で綴ってきた図書館にまつわるエッセイに書き下ろしを加えた、図書館エッセイ集です。
「もうひとつの家」としての図書館との付き合い方や、うつ病当事者としての図書館との関わり、一利用者から見たコロナ禍の図書館の記録、幼少期に通った図書館との思い出など、今だから読みたい内容をぎゅっとまとめました。
本書が図書館を愛するすべての人の友となりうることを心から願っています。

-収録作品-
図書館という希望
ふたつの棚
図書館という友人
ふたたび図書館へ一
図書館の使い方を模索する
コロナ禍の図書館について
蔵書の整理
ふたたび図書館へ二
先達の目とBANANA FISHにみる図書館の精神
図書館という知の海に漕ぎ出す
図書館で知を拓く
学校の図書室の思い出
非常事態宣言下の図書館
本書に登場した書物

 

罪人の冠を頭にいただき、人の子を惑わしたすべての女の恨みを纏って、私は消えてゆく。
嘉村詩穂の個人詩集。 個人サイト「紫水宮」と主宰している文芸サークルかもめのweb文芸誌「かもめソング」に発表した詩に、書き下ろしを加えた散文詩集です。
耽美主義を掲げ、表題作となった「挽歌」を中心に、主に和風・東洋風の幻想的な詩を収録しています。

-収録作品-
マディソン

逝春(せいしゅん)
よみひとしらず
或神話研究者の最期
挽歌
或楽師の書簡
緋鯉抄
調香師の終末
秋菊
夕波千鳥
秘仏
雪女郎
墨色の使徒

 

耽美主義を掲げ、SF・中華幻想・仏教、そして著者のふるさとへの憧憬をテーマとした、第二散文詩集です。
以下の十編の詩を収めています。

-収録作品-
青磁の爪
白狐譚
鶯姫
エリザベート・バートリの末裔
いにしえのうた
最後の手紙
人体標本
真珠姫の恋
補陀落渡り
地獄の白百合

 

長々と宣伝失礼いたしました。

それでも、こうして気持ちが前を向いたことで、ようやく生きる希望が湧いてきた。

まだ病気がはっきりと分からない状況なので、不安感はなかなか払拭できないのだけれど、ここのところ未来に希望を持てないという思いに囚われてばかりいたから、過去の自分が歩んできた道のりを、これからもしっかり歩んでいきたいと思う。