ANIRON

ひとりごと日記

2022.06.25 ギリギリになりながら、それでも書くことを諦めない

先日、主人に『ネガティブ・ケイパビリティ』という本と、その考え方について教えてもらった。

ネガティブ・ケイパビリティとは、詩人・キーツが著した言葉らしく、答えのない状況の中で耐える力を意味するらしい。

私にとっても何かしらの参考になるのではないかと云われたのだった。

というのも私はかねてから書いてきたように、なかなか小説を書けない日々を送っていて、そのもどかしさと葛藤で日々つらい思いをしている。

書けばいいのかもしれないけれど、統合失調症適応障害という病を抱えながら長編小説を書くための準備をするのはなかなか難しく、独身時代には書いていたけれど、生活との両立が難しくて、主人の理解をなかなか得られず、どうしても諦めざるを得ないという状況が続いている。

私はひとたび小説を書き始めると、小説のことで頭がいっぱいになり、持病の影響もあって小説の世界に身を置きはじめてしまい、生活がガタガタに崩れてしまう。

家事を預かる専業主婦としては許されないことだし、そうして自分の気持ちに蓋をするようにして詩歌を作っているけれど、それでも時々不全感が頭をもたげ、嘆きたくなることもある。

すぐには書けない、ならば今自分にできることを精一杯やるしかないと決めた矢先、原因不明の二週間強に渡る療養生活を強いられていて、ここのところはブログや詩すらまともに書けていない。

焦りが募る一方だったけれども、それでもこの『ネガティブ・ケイパビリティ』という言葉を思い出して、できるだけ機会を伺って書けるタイミングを模索するという忍耐を強いられる日々が続いている。

正直なところとてももどかしいし、週に十数時間はブログを書いていたい人間としてはつらいのだけれど、体の病気に逆らうわけにもいかない。

騙し騙し、書けるタイミングを見計らって、書けそうなタイミングで書く。

あたかもモンスターハンターで主人が重装歩兵のランス使いとして、モンスターの攻撃をかわしながら、反撃のチャンスを窺うように、慎重にタイミングを待つ。

そういう日々を送っていると、書ける喜びもひとしおに感じられるのだ。

今日は詩を二篇書き、こうしてブログ記事を書いている。公開は少し先になるけれど、それでもこうして伝えたいことがあるから、その一心で筆を進める。

詩を書くことについてはこれまで長らく語ってきたから繰り返さないけれど、私にとってブログを書くという行為を奪われるのは、あたかも小説という主力艦を失って、補助として使っていた艦隊を沈められたようなもので、なかなか耐え難いつらさに見舞われた。

これまでどんなに不調な時でもブログを書けていただけに、物理的に起きていられない日々がつづくのは予想以上に堪えた。

それでも書けるタイミングはきっと来ると信じて、写真を撮り、下書きにネタをたくさん備蓄して、書くための準備を怠らなかった。

そうして書けた記事も何本かあったし、実際にこちらの二記事はそうして生まれた。

snowrabbit21.hatenablog.jp

snowrabbit21.hatenablog.jp

病を患ってはいても、やはり人様のお役に少しでも立ちたいという思いで記事を書くと、幾らか自分の病み疲れた心も満たされる気がする。

自分にできることはとても限られてはいるけれど、今後ともブログという場を通じて読者の皆様とつながったり、あるいは交流をしたりして、できるだけ社会とのつながりを損なわぬようにしておきたい。