ANIRON

ひとりごと日記

2022.07.10 #2 毒親を捨てられなかった話

昨夜、実家家族のLINEをブロックして電話を着信拒否にしたのだけれど、それからあまり眠れず、薬を飲んだのに夜中に何度も目が覚めた。

朝は早朝覚醒をしてしまい、そこからなんとか二度ほど短い眠りを取って、目覚めた時にはすっかり疲弊していた。

毒親から完全に絶縁できない自分にも嫌気が差すし、かといって本質的なところで親を許せないという気持ちはもう薄らいでいるのかもしれない。

高校・大学時代と親を憎みすぎて、もはやそのエネルギーが私の中には欠けらも残っていないのだ。

私の主治医によれば、母は境界性パーソナリティ障害の可能性があるらしく、主治医からは離れるようにと云われているけれど、離れることすらこれほどエネルギーを消耗するのであれば、できるだけつかず離れずという距離感を模索するしかない。

ここ半年ほどの間にはそれができていたし、やはり父を窓口役として活用するのがいいのだろうと思う。父には長生きしてもらわねばならない。

そうしたことを主人に告げたところ、水島広子『「毒親」の正体』という本の一節を朗読してもらうことになった。

曰く、毒親自身にも発達の問題や愛着形成の問題があり、私の場合はそれが母の境界性パーソナリティ障害ということになる。

そして彼ら・彼女らと、親子としてできるだけ穏便に付き合えるのは、この著者の肌感覚として、平均で48時間ほどが限度らしい。

私自身も肌感覚として、2日以上の親密なやりとりをしようとすると、途端に理不尽にキレ散らかされるということが度々あり、主人にもすでに結婚式に始まって、3度にわたって迷惑をかけてしまっている。

私自身が困るというよりは、主人を巻き込むのは本当にやめてほしいと思って、今回絶縁しようと決意したのだけれど、それは私自身の絶不調によって叶わなくなってしまった。

ならば、親から受け取れるものを見極めるのが大事だとこの『「毒親」の正体』では語られている。

私の場合はそれが金銭的・物質的な親からの支援というところに尽きるのだけれど、それ以上の情の部分を求めてもしょうがないと割り切ることが大切らしい。

そうしてこの本に書かれている概要を知った上で、医師が母を境界性パーソナリティ障害の可能性ありと診断した意義はやはり大きい。

母自身にも問題があったことや、その問題が私自身に責任があるものではないこと、さらに母との付き合いを通じて私自身が適応障害を発症したことを医師が見立ててくれたことは、この本の趣旨にも沿っている。

そこで主治医は改めて信頼できる存在なのだと再確認できたのだった。

そうした点でもこの本を朗読してもらえたことはとてもありがたかったし、まだ私自身が毒親本を読める程度にメンタルが回復していないので、この先もしばらくは無理だろうけれど、この著者の書いた本を他にも読んでみてもいいかもしれない。