ANIRON

ひとりごと日記

2022.07.16-17 作詩と短歌読書会構想と

詩を書いてもどうしようもない時に詩を書きたくなる。

ここ数週間は世の中の動きも、自分自身の身辺もどうにも落ち着かず、先日書いたように発語することさえ困難だったのだけれど、それも少しずつ沈静化してきて、ようやく詩を書けた。

言葉を発せないときに無理に発しようとして息の細い叫び声のようになることがあるけれど、発せない時に無理に発しようとしても言葉にならない。

発声器官としての口と、心はおそらく一心同体で、そのどちらかが滞っても言葉にならない。

そういう発語に支障をきたす時間がようやく終わろうとしている。

今日は3篇の詩を書いた。ここのところまとまった分量を一気に書くことが多い。

昨日、デビュー当初から大好きな、凛として時雨のギターボーカル、TK from 凛として時雨のTHE FIRST TAKEを久しぶりに観たのだけれど、主人に彼の作る世界観は私の詩に通じていると云われて嬉しかった。

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もっとも私の詩は母をはじめ、身の回りの人からは忌避されるものではあるのだけれど。

そうはいっても書かずにはいられないのだからしょうがない。

相変わらず苦しい日々がつづくし、この先も明るい展望は描けそうにないけれど、それでもなんとか詩を書きながら日々を生き延びていくしかないのだろうと思う。

血反吐を吐きながら詩と対峙した人間にしかわからないものはきっとあると思っている。

度々の喪失を経て、心のエネルギーはすっかり枯渇してしまっているけれど、今だから心に響く歌はきっとあるのだろうし、本も同様で、今だからしっかり読んでいかねばならないと思う。

また主人からは短歌読書会のコーディネートをしてほしいと頼まれた。

まだどの歌人の短歌を扱うか未定なのだけれど、春に歌会のお相手のまさやまさんと主人と催した水原紫苑読書会は盛会だったので、また良い歌集を扱えるようにしたい。

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今のところ想定しているのは、塚本邦雄・葛原妙子をはじめとする耽美な作風の歌人よりは、より写生に近しいところで歌を作っている歌人を選ぶのが主人の趣味には合うだろうということだ。

短歌についてはこれまで主人と度々話をしてきたけれど、口語短歌について語り合う機会も何かと多かったので、口語短歌でこれはと思う歌人の歌集を選ぶのもいいのかもしれない。

中でも木下龍也の歌集はかねてから読みたかったこともあり、今回の候補に入れてもいいのかなと考えている。

女性歌人・男性歌人の別は問わないということだったので、女性歌人のものをふたたび選んでもいいのだけれど、ある程度評価が定まった歌人のものが好ましいのかなと思う。

また主人からは短歌の歴史をレクチャーしてほしいという要望をもらった。

私自身はまだその歴史に明るいわけではないのだけれど、これからできるだけ丹念に調べて下準備をしたい。

私が読んできたのはどちらかというと傍流に属する耽美的な歌人ばかりなので、本流の短歌には疎いのだけれど、そちらもしっかり読んでいけるようにしたい。