『ココア共和国』2022年8月号に拙作「原初の海へと還るまで」が佳作として掲載されます。
ただいま予約受付中で、発売日は7/28です。
掲載されるのは電子版のみとなります。
この作品はもともとポケットモンスターサン・ムーンに登場するウツロイドをモティーフとした作品で、すでにオンラインで発表している詩集『虚ろな夢の名残り』の収録作品です。
ココア共和国の規定に則って、ネット発表作品投稿可ということでココア共和国に投稿しました。
おまえは海の底から産まれ出て、やがて痛みをなぐさめるためにこの地上に遣わされた使者なのだ。──「この痛苦を慰撫するものとして」
ポケットモンスター サン・ムーンに登場する、アシレーヌ・ウツロイドへの憧憬から生まれた散文詩4編を収めた詩集です。
-収録作品-
この痛苦を慰撫するものとして(アシレーヌ)
無謬の抱擁(ウツロイド)
原初の海へと還るまで(ウツロイド)
虚ろな夢の名残り(ウツロイド)
ポケモン好きな方はもちろん、水無月となり、海を感じたい方にもおすすめの詩集です。
また新たに今月分として、詩をココア共和国に投稿しました。
こうして一年間、詩を投稿してきて、こちら側のミスで送れなかった6月号分を除くと、2021年9月・10月・11月号・2022年1月・2月・3月・5月・7月・8月号と佳作として掲載していただき、2021年12月・2022年4月を除いて、11回投稿して9回は佳作として採っていただいたということになります。
このうち2021年12月に投稿したのは口語自由詩だったので、やはり私には散文詩の方が合っているようです。
実はとある詩人の方の投稿記録を拝見して、その方は別の詩誌に投稿なさっていたのですが、私自身は一年間はココア共和国に詩を投稿し続けようと決めたのが昨年の8月で、それからそれなりに成果を上げられたことは、まず自己評価してもいいのかなと思いますし、今後は別の詩誌にも投稿していければと考えています。
結果を出すために継続的に詩を書きつづけることは、私にとって大きな力となりましたし、それらを全くの非公開で書きつづけたことにも意義があったと考えています。
さらなる飛躍を目指すべく、来月からは一旦ココア共和国を離れて、別の詩誌に投稿してもいいのかもしれません。現時点では体調のこともあり、じっくり考えて決めていきたいと思います。
散文詩はなかなか詩の世界では居場所がない存在なので、この先どこまで実力を伸ばしていけるか、正直なところ不安もありますが、それでも自分にとって散文詩が唯一無二の存在であることを信じて、これからも作詩に励んでいきたいと思います。