ANIRON

ひとりごと日記

2022.08.01-03 マーケターとして生きる

一つ前の記事に続き、本のことを書く。

ここのところ井上大輔『マーケターのように生きろ』を読んでいる。

芸術家のように、自分のやりたいことを追求するのではなく、人に求められていることを追求するというマーケターとして生きることを説いた本で、私は芸術家的な性質から、このマーケター的性質に変わりつつあるなと実感している。

例えば詩歌の道を選ぶということも、主人との生活の精神的安定を最優先にしたいという思いの反映だし、それは自分本位だけで決めたことではない。

あるいは主婦ブログも完全にこのマーケター的方向性で書いている。

snowrabbit21.hatenablog.jp

ゆえにこの日記よりは気楽な気持ちで書いているし、読者も110名様を超えているのは、ひとえにこのマーケター的視点があるためなのだろう。

この日記はこれまで芸術家的方向性、すなわち自分の書きたいことだけをひたすら書くということをしてきたけれど、安倍元首相の逝去に伴う世の中の動きに対する不信感や、自分自身の病状がなかなか安定しない中で、このままの方向性でいいのだろうかと自問することが度々あり、実際に書いたものの下書きとしてしまっている記事が何本もある。

そうした自己規制が強くなってしまっている今、日記を書くことが苦しくなってしまって、ここ数日は全く書けずにいたのだった。

ただ、これをマーケター的視点を取り入れるとこのように幾らか客観的な目線に立って書くことができるし、自己の中に深く潜水していくようなこれまでの記事から少し離れて、幾らかブログの運営が気楽になるのではないかと期待している。

無論私はネット上の自助グループとしての日記の役割は大きいと思っているし、これまでの記事が全くの無価値だということを云いたいわけではない。

ただ、他者の目線を全く入れないと、それは単なる独りよがりになってしまう。

それは創作にしても同様で、詩歌に関しては耽美的な方向性から療養詩歌に舵を切ったのは、まさにこのマーケター的視点があったためだった。

このように、創作やブログにおいて有効なマーケター的視点を、かねてから私は重視してきたつもりだったけれど、それを上手く言語化する術を持たなかった。

この本はそういう点において論旨明快に記述されており、さまざまな分野に活用できる一冊だと感じる。かねてから私はそうしてマーケターとして生きることを否定的に捉える節も多かったけれども、この本を読んで大いに肯定してもらえるのは喜ばしい。

その私の方法論についてはゆくゆくKDPなり有料noteなりにまとめるかもしれないので、ここでは詳しくは触れないが、本をお読みいただければ自ずと会得していただけるかと思う。

まだこの本を半分ほどしか読めていないのだけれど、それでも自分なりにすでに実践していることも多く、ここ数年読んだビジネス書の中では最も実益にかなう一冊だと感じる。