ANIRON

ひとりごと日記

2022.08.10 読書とキャラクターと

月経困難症と苦手な暑さと、リアルの対人関係に悩んで、不調がつづいている。

なかなか本を読めない中で、なんとか読んでいる状況なので、軽めの本ばかり手に取ってしまうのは致し方ないのだが、さりとて自責感は募る一方だ。

この日は主人が貸してくれたBRUTUSの棚特集を読んだ。

養老孟司の棚や、本棚の写真の数々に強く惹かれた。

中でも気に入ったのは一番上のアート本だけを集めた棚で、かつて山尾悠子Twitterで図録や美術書を集めた本棚と中川多理の人形を収めた写真を載せていたけれど、その時からいつかアート本だけを集めた棚を作りたいと願っている。

自室のIKEAのカラックスを持て余していて、先日整理をした折には、Twitterを通じて知り、原画などを購入しているSolalisさんのイラストと、リカちゃんコラボの禰󠄀豆子ちゃんの人形を飾ってみたものの、今ひとつしっくりこない。

やはり寝室にアート本だけを集めた棚を作るのがいいのだろうかとも思うけれど、さりとて自室には眠りに帰る程度で、ほとんどの時間をリビングで過ごす私には、手近なところに本を置いておきたいという思いがある。

まだまだ棚作りには試行錯誤が必要なようだ。

そして続けてkindleポイント還元セールで買った『少女終末旅行』2巻を読んだ。

イシイさんのオチはそうなるだろうなと思っていたけれど、ゲストキャラの彼女がなんだか愛おしい。メガネ理系女子という典型的なキャラなのだけれど、ちょっとダメそうなところや、歴史を重んじているところが好印象だった。
今のところ主だったストーリー展開はないので、もっぱらキャラクターを愛でるだけの漫画になっているけれど、疲れている時にはこれぐらいがちょうどいいのかもしれない。

主だったストーリーラインが今のところないのは不満だけれども、起伏の少ないストーリーは疲れている身には優しい。

チトのキャラクターをもっと掘り下げてほしいと思ってしまうのは、やはりどこかで伊藤計劃『ハーモニー』のミァハを彷彿とさせるからなのだろう。

キャラの味つけが薄めなのであまり深入りせずに読めるのかもしれないけれど、キャラクターだけで成り立っているような話なので、もう少し造形を描いてほしいと願ってしまう。

主人と先日話していて、私はもっぱらキャラクターに没入するのが好きで、より崇高なものを求める節があるが、主人は自分に近しい物語を求める傾向があるという話になった。

より美的なものを求めたがるという私の傾向は確かにそうなのだけれど、キャラクターにそこまで肩入れするという自覚はあまりなかったので、云われてみればそうなのかもしれないと思い至った。

考えてみれば私がフィギュアが好きで、特に自分のある一側面と近しいと感じるキャラクターのフィギュアを集めたがるのは、そういう理由があるからなのかもしれない。

おそらく私という人間は芯から物語の中に生きざるを得ないタイプの人間で、それだけ切実に物語を求めるのだと思う。

この辺りのことはもう少し掘り下げて考えると面白そうだ。