2022.08.14
Twitterには書いたのだけれど、とあることがあって随分と凹んでしまい、それからなかなか記事を書く気になれずにいた。
詳細についてはTwitterでも語らずにおく。
8/14の日記については主だったことはこちらのブログに書いてしまったので、併せてご覧いただければ幸いです。
それからこの日は歌集が三冊届いた。
葛原妙子『薔薇窓』
高島裕『旧制度』
『山中智恵子歌集』
ここのところ作歌のモチベーションが落ちていたので、また去年のように200首も300首も作るべく励んでいきたい。
無論量をこなせばいいというものでもないけれど、素人は量をこなさなければ一定のクオリティの作品を作ることは不可能だ。
10首20首程度を詠んだだけで投稿して痛い目を見るのはごめんだし、日々の地道な創作活動あっての投稿だということを、先日の落選で思い知ったのだった。
目先の欲だけに囚われてはいけないし、私には横を向いている暇も下を見ている暇もない。
ただ高みを目指すために日々努力を重ねていきたい。
2022.08.15
お仕事をいただいた先方から連絡があり、ライターの仕事だったため、奥付に名前を記していただけることになった。
旧姓でお願いしたので、旧姓の本名である、嘉村詩穂名義の創作物が世に出たということになる。
これまで商業誌である『文芸ラジオ』への小説の掲載や、『ココア共和国』に9度ほど詩が掲載されたことはあったけれど、ライターとしての活動は今回が初めてで、緊張感があった。
先方から「よく書けている」と評価していただけて、文章でこうしてお仕事ができたことが何よりも喜ばしかった。
準備している書評の電子書籍出版にも、これで弾みがついたし、既刊の図書館エッセイ集『図書館という希望』もぜひお読みいただけると嬉しいです。
ブログ「広寒宮」で綴ってきた図書館にまつわるエッセイに書き下ろしを加えた、図書館エッセイ集です。
「もうひとつの家」としての図書館との付き合い方や、うつ病当事者としての図書館との関わり、一利用者から見たコロナ禍の図書館の記録、幼少期に通った図書館との思い出など、今だから読みたい内容をぎゅっとまとめました。
本書が図書館を愛するすべての人の友となりうることを心から願っています。
-収録作品-
図書館という希望
ふたつの棚
図書館という友人
ふたたび図書館へ一
図書館の使い方を模索する
コロナ禍の図書館について
蔵書の整理
ふたたび図書館へ二
先達の目とBANANA FISHにみる図書館の精神
図書館という知の海に漕ぎ出す
図書館で知を拓く
学校の図書室の思い出
非常事態宣言下の図書館
本書に登場した書物
まだまだ及ばない身ではあるけれど、これを軸にさらに文章を仕事に結びつけていけるよう、日々のブログ執筆や、KDPの制作にもしっかり励んでいきたい。