ANIRON

ひとりごと日記

2022.09.05 NHK全国短歌大会・NHK冬の誌上短歌大会出詠

昨日書いた記事にある通り、ディスプレイを変えて、リーリエちゃんはポケモンコーナーに移して、アスカちゃんをデスクに飾った。

そしてCoccoを聴きながらしばらく短歌を詠み、詩を書いた。

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過去に詠んだ短歌を読み直して、これはと思うものがいくつかあったので、そのうちから絞って、NHK全国短歌大会に二首と、NHK学園冬の誌上短歌大会に送ることにした。

しかし、私の短歌はまだまだ拙いものだなと思わずにはいられない。

より開かれた形で詠むこと、療養短歌を詠むことを心に決めて詠んできたけれど、歌ぶりが素直すぎるというか、直接的すぎて技巧的ではないのは一目瞭然で、先日読んだ横山未来子の短歌などに触れると著しく自信を失ってしまう。

このままの方向性を選んでいいのかどうか、今ひとつ自信がない。元々は耽美的な詩歌を好んで作っていたということもあり、そちらに移って技巧を高めた方がいいのではないかとも思う。

ただNHK関連の公募との相性は良くて、昨年のNHK全国短歌大会では入選、今年のNHK学園夏の誌上短歌大会では二名の先生に佳作に選んでいただいた。

しかし目指すところまではまだまだ遠いし、自分の足をつけている場所に、私は必ずしも納得していないのではないかとも思う。

平易な表現で歌を詠むことはこれまでにも語ってきたように、一定の意義はあると思っているから、今後とも口語を用いて、基本的には定型に沿って詠んでいこうと思っているのだけれど、その表現はもっと高めたい。

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先日は読書会で横山未来子『金の雨』を通読したけれど、個人的にももっと歌集や歌誌を読む量をこなさなければならない。

落選した『ねむらない樹』の短歌を読んでいると、あまりにもポップというか、小手先の言葉遊びのように思えてならず、これでは今回の落選も然り、笹井宏之賞にも落ちるわけだと思ったのだけれど、自分自身の短歌のあり方を変えていくとともに、投稿する場はしっかり吟味せねばならないという想いに駆られる。

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今のところ相性がいいのはNHK関連の公募ではあるけれど、この場に留まっているばかりでは先は見えない。連作を作る技術も磨かねばならないし、まだまだ課題は多い。

その技術は歌誌歌集を読んで、自分なりに実作を重ねて量をこなして、学んでいくしかない。

一首を投稿するのは一瞬であったとしても、その背後には30首、50首という量の短歌がなければならないし、私は昨年のうちは500首ほどを作ったけれど、今年はガクンとモチベーションが落ちてしまっている。

ものを捉える眼差しの鋭さも鈍ってしまっていて、ものを捉える時の心の繊細な動きも薄らいでいる。茨木のり子に「自分の感受性ぐらい」という詩があるけれど、心への水やりを怠ってきたのは他ならぬこの私で、その結果が反映されて今があるのだ。

もっとものを捉える感度を上げていきたいし、それを歌に落とし込む技術を上げていかなければならない。

それは自分自身に向ける眼差しを厳しく研ぎ澄ませておくということでもあるし、成果は過去のものであって、現在の私は成果という点では無一文に等しい。

自分の足元をしっかり捉えて、現在地を把握することからしか、何物も生まれ得ないのだということを肝に銘じて、しっかり励んでいきたい。