ANIRON

ひとりごと日記

2022.09.21 ココア共和国落選と今後の創作の方向性の模索

一日を通じて低調な日だった。

ひとりでyoutubeamazon prime videoで柄にもなく様々な動画や映像を観て、ソファでゴロゴロしたり、夕食を完食できずに残したりして、どうにも不調気味だ。

主人からはソファでゴロゴロしているのが可愛いと云われたけれど、三十路の拒食気味でやつれ果てた主婦がソファでだらけていてもみっともないだけだろうと思う。

動画のことはまた追って主婦ブログにまとめるとして、ココア共和国落選の報せが入ってきた。

おそらく落ちるだろうとは思っていたけれど、方向性を模索する幅がどうにも限られているなと感じていて、療養詩歌をこれ以上作りつづけても、自分自身のメンタルがそろそろ保たないというところに来ている。

投稿先を変えるか、それでもココア共和国に照準を合わせた詩を書くか、少し考える必要がある。詩として成立しているものを送らなければ意味がないのはいずれの投稿先でも変わらないけれど、芸術性を重視するのであれば、ココア共和国にこだわりすぎる必要もないのかもしれない。

一年ほど療養詩歌を作りつづけてきていて、そろそろ別のアプローチを取りたいと思いはじめている。ペーパーウェル09に寄稿する詩はその突破作として書いたのだけれど、こちらはまだ反応を見てみないとなんとも云えない。自分の思いばかりが先立っても、読者がついてこなければ意味がない。

ここのところずっと非公開で詩なり短歌なりを作っているけれど、そろそろどこかで公開するタイミングがあってもいいのかもしれないとも思う。

いい反応が欲しいというよりも、反応の如何を「見たい」。それがいい評価であれ、あるいは芳しくない評価であれ、ネットという市場におけるフィードバックを得ないと、評価軸が一本に絞られて、自ずと方向性が限られてきてしまうなと感じる。

Twitterに投稿していた時期もあったけれど、耽美的な作風から少し距離を置きたくて、ここ一年はもっぱら非公開で詩を書き続けてきた。ただ療養詩歌を作り続けて一年が経ち、そろそろ方向性を転換したいという思いが日増しに強くなってきている。

投稿先のココア共和国一本しか評価軸がないと、どうしてもそこに照準を合わせようとするけれど、それでは私の詩が先に進めない気がしていて、ものを作る人間というのは一つのところに留まってばかりいても停滞するばかりで、常に模索をつづけることが宿命づけられているのだとすれば、それを打破していかなければならない。

より新しい表現を模索しなければ詩は死んでしまう。

ちょうど村上春樹『職業としての小説家』にも同様のことが書かれていたのを思い出す。

どこまでも私はマーケター気質な人間なのだろうと思う。芸術家気質だったら己の信ずる道を貫けばいいのだろうけれど、やはり少しでもより多くの人に届く詩を書かなければ意味がない。自分のやりたいことと、評価される軸とが重なるポイントを模索したい。

自分の思いばかりが強すぎても先には進めないし、一旦ペーパーウェル09で様子を見たい。

もっとも耽美的な作風を志向した、第二詩集『真珠姫の恋』がおかげさまでロングセラーとなっていることを考えれば、自ずと答えは出ているのだけれど、まだまだ新たな方向を探っていきたい。

耽美主義を掲げ、SF・中華幻想・仏教、そして著者のふるさとへの憧憬をテーマとした、第二散文詩集です。
以下の十編の詩を収めています。

-収録作品-
青磁の爪
白狐譚
鶯姫
エリザベート・バートリの末裔
いにしえのうた
最後の手紙
人体標本
真珠姫の恋
補陀落渡り
地獄の白百合

まだまだ模索は続けなければならない。

先日、主人と篁牛人のドキュメンタリーを観た。

www.nhk.jp

作品への評価というものは自分自身で下すものではない。読者がいて、あるいは鑑賞者がいて、はじめて作品として成り立つもので、篁の場合はパトロンがいなければずっと歴史に埋もれたままの画家だったのだろうと思う。

酒に入り浸り、家を出て流浪をして、酒の対価として出来の悪い絵を売り歩いたという壮絶な人生を思うとき、やはりどんなに苦しい思いをしたとしても、創作としっかり対峙しなければならないと強く感じた。

私はそういう無頼派な人間をあまり好まないタイプだから、しゃかりきになって一冊でも多くの本を読み、創作と日々向き合っていくしかないのだろうと思う。そこに最短ルートはないし、地道に積み上げていくしかない。詩を12年書いてきて、まだまだ小説に比べて歴は浅いけれども、それでも自分の詩を高めるべく努力を続けたい。

詩論もさらに読んでいく必要がある。

岡井隆の忘れもの

岡井隆の忘れもの

Amazon

岡井隆岡井隆の忘れもの』は先日買ったばかりでまだ読めていないが、現代詩手帖もシロン特集を組むとのことで、こちらもぜひ買って読みたい。

腐ってばかりもいられない。落選の責任をしっかり自分の身に引き受けて、次なる方向性へと歩んでいくしかない。