ANIRON

ひとりごと日記

2022.10.14 小説についての嬉しい知らせと、それでも詩歌の道を進む覚悟

詳細はまだお伝えできないのだが、拙作の小説について嬉しいお知らせがあり、一応商業ラインに再び小説を載せていただけることになった。

商業誌『文芸ラジオ』に掲載していただいた「翡翠譚」「雪花物語」に続いて、これで三作目ということになる。

ただ、この先小説を書いていくだけのキャパシティはやはりどうしても私の中になかなかないし、短編小説を書けたとしても、長編はかなり厳しいのではないかと思う。

それは専業主婦という家庭人として、家庭での生活をまず基盤として第一に考えねばならないということもあるし、また月経のたびに著しく調子を崩す身では、なかなかプロ作家を目指すのが難しい。

小説を書きたいという想いは抱きつづけてはいるけれど、かといって独身時代のようにエンジン全開で、他の何もかもを犠牲にして小説と向き合うだけの精神的・肉体的ゆとりがない。

ゆとりを作るために運動を欠かさずにして、体力をつけて執筆に励むという手もあるけれど、現状でそこそこ生活も回していけて、なおかつブログや電子書籍という執筆の場があって、詩歌を自分なりのペースで作って、時々ライターのお仕事をいただいて、そうして心身ともにそこそこのレベルで充足感を得られれば、私はそれで十分なのかもしれない。

夢をあきらめるというよりは、できることとできないことの区分をしっかりつけていきたいし、小説執筆に関しては適応障害を発症した身なので、あまり無理ができない。

現状維持という形を取った方が、結果的に自分自身のためにもなり、ひいては家族のためにもなるのだと思う。

詩歌に関してはまだプロを目指したいという思いを捨てたわけではないし、今後とも可能な限りは投稿生活に励んでいきたいと考えている。少々疲れもあるけれど、現代詩手帖10月号を読んで、やはり私は詩が好きだという思いを新たにしたし、自分で信じた道を進みたい。

その先に必ずしも明るい展望は待っていないかもしれないけれど、それでも誰もが制約のある中で生きているのだから、自分自身もまたその制約をあまり苦にすることなく、云い訳にするのでもなく、与えられた条件の範囲で最大限のパフォーマンスを発揮していくしかないのだろうと思う。

まだまだこれからだと思ってしっかりやるしかない。

大学時代の恩師が敬愛し、私が心の真の友と考えている宮沢賢治の書簡を胸に、これからも励んでいきたい。

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最後に宣伝です。

このたびポケモンの推しポケモンの一匹であるアシレーヌが美しいブックモティーフのグッズになるということで、これに便乗する形ではありますが、過去作を貼っておきます。

star-bellflower.booth.pm

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おまえは海の底から産まれ出て、やがて痛みをなぐさめるためにこの地上に遣わされた使者なのだ。──「この痛苦を慰撫するものとして」
ポケットモンスター サン・ムーンに登場する、アシレーヌウツロイドへの憧憬から生まれた散文詩4編を収めた詩集です。

-収録作品-
この痛苦を慰撫するものとして(アシレーヌ
無謬の抱擁(ウツロイド
原初の海へと還るまで(ウツロイド
虚ろな夢の名残り(ウツロイド
ポケモン好きな方はもちろん、水無月となり、海を感じたい方にもおすすめの詩集です。

ウツロイドへのオマージュをこめた「原初の海へと還るまで」はココア共和国2022年8月号佳作入選した掲載作となっております。

併せてお読みいただければ幸いです。