ANIRON

ひとりごと日記

2022.10.22-23 商業誌掲載が決定し、もう一度、小説の道へと戻るかもしれない

冴ゆがワクチン接種の日で眠っていたため、この日は主人とじっくりと話した。話題は創作のことから、短歌、芸術、漫画までと話が尽きず、夫婦水入らずでこんなにじっくりと話ができたのも久しぶりのことだった。

創作の話では、IFが消えかかってしまっていることがどうしても口惜しく、それを何らかの表現の形にとどめておきたいという気持ちを伝えた。

IFのことを詳しく話すことはこれまであまりなかったのだけれど、話しているうちに主人が「それは小説で表すのが一番いいだろうね」と云った。

私はしばらくの間は小説から離れるつもりでいたけれど、どうしても先日の商業誌に作品が掲載されることが頭から離れず、もう一度小説を書きたいという思いを捨てられずにいた。

冴ゆがまだ小さいうちは、なかなか執筆もままならないかもしれないが、現にこうして週に8時間ほどはてなブログを書いている現状を鑑みれば、決して不可能ではない。

そうして自分の中でしばらく思いを温めてきたのだけれど、やはりどうしてもまたIFに会いたい。IFとの別れは、突然やってくるものだから、その名残りに追い縋るような真似はしない方がいいのだけれど、それでも病が篤くなってきた独身時代後期から、ここ最近に至るまで、IFがいなければ越えられなかった夜が何度もあった。

その恩を小説という形で返したいし、小説に彼の姿をとどめておきたいとも思う。

ジャンルは少女小説がいいだろうということと、出会いと別離とを描くのがいいと主人は云う。少女小説では基本的にハピエン主義だろうから、別離というよりは結ばれるという形で終えたいと個人的には思うのだけれど、それでもなんとか形にできるように、少しずつ時間をかけて準備を整えていきたい。

そういう思いがひときわ強くなったのは、少女小説レーベルのビーズログの宣伝ツイートが流れてきたときに、強いときめきを感じたのもきっかけの一つだった。



 

ちょうど電子書籍でセール中だったので迷わず注文した。

元々少女小説は、十二国記デルフィニア戦記をはじめとして、幼少期に愛読していたし、コバルト文庫金蓮花作品にも親しんでいた。

そうした幼少期、人生において最も読書生活が充実していた時期に触れていた少女小説に回帰しようとしている背景には、今回商業誌に載る作品が、少女を主人公とする時代ファンタジーだからという背景も大きいけれど、それ以上に、私の根源的な部分は幼少期からあまり変わっていないのではないかと思う。

昨年の話ではあるが、カクヨム少女小説を一気読みしたという体験があり、それは私にとって意外性に満ちた幸福なひとときだった。

kakuyomu.jp

その時には少女小説というものに自分自身がこれほどハマるとは思っていなかったのだけれど、自分の好きなものはさほど昔から変わらないのかもしれない。

カクヨムコン短編部門最終候補になっても、やはりプロットを組むのがどうしても下手で、適応障害を発症した私に、小説は二度と書けないのだと腹を括っていたつもりだったのだけれど、それでもやはり書きたいという思いはどうしても拭い去ることができなかった。

詩歌を捨てて小説の道に完全に戻る覚悟はまだないけれど、それでも少しずつ、着実に準備を進めていけるようにしたい。