ANIRON

ひとりごと日記

2022.12.05 折本原稿を進めています

和漢朗詠集を踏まえた作品を作ると決めて、家事を終えて原稿を書いていた。

思いのほか散文調になってしまい、詩というよりは掌編小説と云った方が妥当だろうと思う。何気なく書きはじめたのだけれど、時空を超えるSFの和風BL連作掌編となりそうだ。

個人的に意図したものとは異なるのだけれど、やはり和歌を下敷きにすると、恋歌でなくても、どうしても恋愛小説になってしまう。

創作BLはかねてから再び書きたいと思ってきたし、それが思わぬ形で実現することになりそうだ。今のところ全年齢向けで、老年になったかつての青年が、ひと頃愛した春をひさぐ少年の追憶を語るという形式になっている。

時間を超えていくという内容になったのは、自分自身の恋愛の追憶を何度も何度も再生するたびに、それを詩にするなり、短歌に詠むなりしてきたためで、それを別の誰かに全く違う形で語ってほしいという思いがあったためなのだろうと思う。

ここのところ眠れずにいる夜に、大衆演劇の追っかけをしておられる、とあるお姉さまのTwitterアカウントを見かけたこともあり、どうしても山崎俊夫作品や皆川博子「文月の使者」『花闇』、三島由紀夫『禁色』といった、私が学生時代から愛好していた小説に思いを寄せたくなってしまい、それを形にしたいという思いもあった。

まだ10代の頃にYouTubeで観た早乙女太一の「胡蝶の夢」の演舞は、原曲のRin'が好きなだけに鮮烈な印象として記憶に残っている。

胡蝶之夢

胡蝶之夢

  • RIN
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また念頭にあるものとして、どうしてもウォン・カーウァイ花様年華」や、アントニオ・タブッキの一連の小説群を思い出してしまう。

結局のところ学生時代に私の血肉を作ってきたもので、今の私は形作られているのだろう。

まだまだ小説も新たに読んでいかねばならないと思う一方で、今は懐古趣味に浸れるだけ浸っていたいと思ってしまう。

一応断っておくけれど、今回作る掌編集はあくまでもBLで男女のカップリングではなく、また私の過去の恋愛をベースとして織り込んでいると云っても、特定の誰かひとりに的を絞って作ったものではないのでご承知いただきたい。

今のところ2/4作作っているので、あと2作ができた段階で推敲をして、折本にできればと思う。イベントへの出店は現時点では未定だけれども、BOOTHでは100円でのDL形式の頒布とし、noteでも100円で有償頒布することを考えている。

併せて過去の折本、有料noteもよろしくお願いします。

star-bellflower.booth.pm

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