週明けには一本、仕事の締め切りが待っているので、なかなか気を抜けないのだけれど、ボールは先方の手元にあるので、あとはどのようなリテイクが必要になるのかまだわからない。
また月曜日には爆弾低気圧が待ち受けているので、せいぜい死なない程度に頑張らなければならない。今のうちに片づけられる家事は片づけておきたい。
ただ、週末は週末できちんと休めないと、翌週のパフォーマンスに大きく影響することになることもだんだん肌感覚でわかってきた。
ここ二週間ほどは週末にうつつを抜かしてゲームに興じるなんて、と思っていたけれど、それも仕事に対するモチベーションを高めておくためには必要なことなのだと思うようになった。
おかげでこの週末はポケモンSVで主人とイベントレイドに勤しんだり、FGOのガチャを引いたり育成したりしていた。
FGOはまだ始めたばかりで冬木の途中で、なかなか手をつけられずにいるのだけれど、桜ちゃんのサーヴァント欲しさに進めている。
ただ、ゲームをプレイすることに終始してばかりもいられない。
以前ポケモンSVに登場するナッペ山をオマージュした散文詩の連作に続き、今日はエリア・ゼロをイメージした散文詩の連作4篇を書いた。
ポケモンSMに登場するポケモンそのものをオマージュとして扱った『虚ろな夢の名残り』も既刊としてあって、こちらの「原初の海へと還るまで」は、ココア共和国2022年8月号に佳作として掲載していただいた。
おまえは海の底から産まれ出て、やがて痛みをなぐさめるためにこの地上に遣わされた使者なのだ。──「この痛苦を慰撫するものとして」
ポケットモンスター サン・ムーンに登場する、アシレーヌ・ウツロイドへの憧憬から生まれた散文詩4編を収めた詩集です。
-収録作品-
この痛苦を慰撫するものとして(アシレーヌ)
無謬の抱擁(ウツロイド)
原初の海へと還るまで(ウツロイド)
虚ろな夢の名残り(ウツロイド)
ポケモン好きな方はもちろん、水無月となり、海を感じたい方にもおすすめの詩集です。
ふたたび折本という形で配信するのか、そのうちのいずれかを投稿するのか、まだ決めかねているので、原稿はしばらく手元に置いておくことになるかもしれない。
ココア共和国はネット投稿済みのものでも投稿可という規約なので、ナッペ山オマージュの一篇を投稿したが、エリア・ゼロに関してはまだ投稿先が見つからない。
日本現代詩人会にはすでに一篇投稿してしまったし、本格的に紙の雑誌に投稿することを目指したいという気持ちもある反面、依頼原稿の小説も抱えているので、これ以上投稿先を増やすとなかなか立ち行かなくなる。
毎月一つの雑誌に投稿するには、私の場合は月に十篇以上は詩を書く必要があるし、投稿先を増やすのであればさらに必要になってくる。詩歌は数をこなさなければ話にならない。
ひとまずココア共和国に来月投稿することを視野に入れるべきかとも思うけれど、まだまだ詩としての自立性が低いのではないかという自問に応じられていない。もっとじっくりと詩と向き合わねばならないし、そのためにも読書に励む必要がある。
すでに積んでいる歌集、丹念に読み返したい歌集も随分と増えてきている。
短歌からは少し離れてしまっていたけれど、離れた分見えてくるものもあるだろうから、読む方だけでもせめてじっくりとやっていきたい。
今月はすでに8冊読んでいるが、いずれも軽めの本なので、しっかり詩歌と切り結ぶか、小説と向き合わねばならない。まだまだ覚悟が足りていない。
焦りは募る一方だけれども、今は限られたリソースの中でできるだけ最良のパフォーマンスを発揮することを目指す必要がある。これは仕事に関しても全く同じであって、体調が悪いことを云い訳にしてもいられない。
時間の使い方の裁量については、私はフリーランスの立場なので、フルタイムで勤めておられる方よりも自由度が高い。そのことをうまく活かして創作につなげていければとも思う。
ままならない日々が続くけれども、これが永遠に続くわけではないのだから、今が踏ん張りどころだと思ってしっかり励みたい。