ANIRON

ひとりごと日記

2023.01.23 持病を抱えながらブックライターとして働くこと

今日〆切だった案件は、先週末に納品を無事に終えて、新たな案件に取り掛かった。

しかし、気圧の影響もあり、午前には薬局に行かなくてはもう手持ちの薬がないので、渋々外に出た。身バレが怖いので写真は載せないが、枝垂れた白梅が咲いていて見事な景色だった。

菜の花も花開きはじめていて、こうした景色を歌に詠むということを、ここのところすっかり遠ざけていたなと感じる。花に触れると歌を詠みたくなるという点では、私はまだ短歌に携わっていたいのかもしれない。それはおそらく歌人を目指す人間にとって、本質的なインスピレーションの源だからだ。

そうして帰宅して、不調もあって午前いっぱいは休むと決めていたので、いくつか家事を片づけたり、ゲームをしたりした。

しかし休んでも気力が一向に回復しない。

書くことだけはどんなに参っていても何千字、数万字と書いていけるのが私の数少ない取り柄の一つなのに、どうにも食指が動かない。

モチベーションに依拠して仕事をするのはよくない、ということを以前読んだぱやぱやくんの本に書かれていたのを思い出す。

モチベーションが上がりきらなくても、手をつけてしまえば、あとはやる気もついてくるだろうと思って、PCを起動してしばらく作業を進めるも、集中力がなかなかついてこない。

案件にはいくつか項目があり、その項目を5つ終えたところで集中力が切れてしまい、文章ならば一日数時間は書いていられる人間のはずなのに、といたたまれない気持ちになった。

ここのところの病状の悪さは如何ともしがたいのだけれど、仕事は待ってはくれないし、云い訳をしてばかりもいられない。

そうは云っても、やはり体調の悪さは仕事の進み具合に如実に表れてしまう。

結局12項目中8項目をこなして、これ以上仕事を進めようとしても、ミスが生じたり、リテイクが発生するかもしれないという不安に駆られて、今日のところは早仕舞いすべきかと思い至った。

そうして主人に結婚記念日に贈ってもらったブイズ缶のチョコクランチと、ルピシアのピュアダージリンブレンドスウィートオータムナルでお茶をして、一息ついた。

ところが、普段よく使っている「頭痛〜る」を見てみると、明日明後日は気圧が大きく変動し、体調のさらなる悪化はもはや目に見えているという結果になった。

このまま体力を温存しようとしても、結局のところ仕事に遅れが出てしまうかもしれないし、2件目の締め切りはともかく、3件目はかなりタイトなスケジュールということもあり、どうしてもこのまま仕事を終えるのはよろしくない。

スピード感を持って仕事をすること、たしかな文章力で先方の期待に応じることぐらいしか取り柄がない人間なので、納期に遅れるとなると信頼が失墜してしまう。休日も仕事を進める覚悟はできているが、かといって明日からの寒波と低気圧及び高気圧は、ただでさえよろしくない体調にさらなる大ダメージを与えることは必至だ。

早め早めに動くしかないと腹を括って、2件目をひとまず置いて3件目に取り掛かったところ、先方に確認しなければならない事柄が出てきて、冷や汗をかきそうだった。このまま放置していては、ギリギリのタイミングで先方に連絡することになり、繁忙期で忙しいところに迷惑をかけてしまうところだった。

〆切厳守の仕事なので、とにかく予定を前倒しして進めていかなくてはならない。先方にはひとまずできるだけ懇ろな文面のメールを送り、参考資料をいただけるという返答が来て、ほっと胸を撫で下ろした。

就業経験がほとんどない上に、持病を抱えてブックライティングの仕事をしている人間なので、一つのミスが命取りになると思って、緊張感を持って仕事に向き合っているつもりなのだけれど、それでも至らない点はあるし、どうしてもミスが生じてしまうこともある。

だんだんこの仕事との付き合い方が見えてきたという反面、やはり責任感を持って事に当たらなければ、多方面に迷惑がかかる仕事でもあるので、引き続き気を引き締めていきたい。